井畑明彦

井畑 明彦（いばた あきひこ）

日本の政治家。1961年（昭和36年）2月18日、新潟県北蒲原郡中条町（現在の胎内市にあたる地域）に生を受ける。

地元、新潟県立中条高等学校を経て、学業を深めるため中央大学法学部へと進み、1983年（昭和58年）3月に同大学を卒業する。法律学を修めたことが、その後の公職キャリアの基盤となった。

大学卒業の翌月、1983年（昭和58年）4月に地元の中条町役場に入庁し、公務員としての道を歩み始める。長年にわたり行政実務に携わり、地域社会の課題解決や発展に尽力する。中条町が周辺自治体と合併し胎内市が誕生してからは、胎内市職員として勤務を続ける。そのキャリアの中で、健康福祉課長、市民生活課長、総合政策課長といった重要なポストを歴任し、市政の多岐にわたる分野で豊富な経験と専門知識を培った。これらの役職を通じて、市民生活の向上、地域社会の活性化、市の将来計画策定など、幅広い行政課題に取り組んだ経験は、後に市政運営を担う上で invaluable（非常に貴重）な財産となった。

長年の行政経験で培った知見を活かし、さらに地元に貢献したいとの思いから、2017年（平成29年）に胎内市長選挙への立候補を決意する。同年7月18日、市長選挙への出馬意向を正式に表明すると同時に、長年勤め上げた胎内市役所を退職した。

同年9月17日に執行された胎内市長選挙において、井畑氏は前副市長であった三宅政一氏との一騎打ちの様相を呈した選挙戦に臨んだ。市民の信任を問うこの選挙で、井畑氏は激戦を制し、見事に初当選を果たした。この選挙の最終投票率は68.74％であった。選挙結果を受け、同年10月2日、正式に胎内市長の職に就任し、市政のトップリーダーとしての第一歩を踏み出した。

市長として最初の任期を務めた後、迎えた2021年（令和3年）の市長選挙は、9月12日に告示され、9月19日に投開票が予定されていた。しかし、井畑氏以外に立候補の届出者がいなかったため、選挙は無投票となり、井畑氏は2期目の当選を果たした。これにより、引き続き胎内市政を運営する重責を担うこととなった。

現在、2期目の任期中であり、これまでの行政経験と市長としての経験を活かし、胎内市のさらなる発展と市民生活の向上に向けて取り組んでいる。

もう一度検索