今川優馬

今川 優馬 - プロ野球選手

今川優馬（いまがわ ゆうま）は、1997年1月25日生まれで、北海道釧路市で育ちました。現在は北海道日本ハムファイターズの外野手として活躍しており、右投右打のスタイルを持つ選手です。

経歴

プロ入り前の活躍

彼の野球人生は小学校3年生の時、父とのキャッチボールから始まりました。札幌市立南小学校で山鼻イーグルスに入団し、軟式野球を本格的にスタートしました。続いて、中学校では真駒内曙中学校の軟式野球部に所属。高校は、道内の強豪校である東海大学付属第四高等学校に進学し、2年次からはベンチ入りを果たしました。3年夏の甲子園大会にも出場し、背番号16を背負って活躍しました。高校卒業後は、隣接する東海大学北海道キャンパスの国際文化学部に進学し、大学でも野球を続けました。

大学では、リーグ戦において首位打者やベストナイン、特別賞を受賞し、計11本の本塁打を記録。この結果を受けて、彼はプロ野球選手を目指すことを決意しますが、ドラフトでは指名を逃してしまいました。

社会人野球での飛躍

その後、2020年に社会人野球のJFE東日本に入社し、すぐに「2番・左翼」でレギュラーに定着。チームを都市対抗優勝に導き、2020年代のドラフトでは北海道日本ハムファイターズから6位指名を受け入団が決定しました。契約金2500万円、年俸840万円での加入となり、背番号は61に決まりました。

日本ハムでの活躍

2021年には春季キャンプで一軍でスタートするも、初めての一軍出場は4月16日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でした。その後、試合で初安打を含むプロ初の本塁打を記録。2022年も引き続き活躍し、シーズン最終的には94試合に出場し、10本塁打を記録しました。特に、初の満塁本塁打は記憶に残る瞬間でした。

2023年には負傷の影響もあったものの、チームの一員として尽力し続けました。最終的に28試合に出場し、今後への期待が高まっています。

選手としての特徴

今川は、アッパースイングを活かし長打を狙うバッティングスタイルで知られています。また、俊足や外野での守備も彼の強みです。彼はメジャーリーグのスター選手ミゲル・カブレラを参考にしており、その技術が発揮されています。

人物像

幼少期からのファンである北海道日本ハムファイターズに選手として加入したことで、彼は自身の夢を実現しました。明るい性格で、チームのムードメーカー的存在として親しまれています。「執念」という言葉が彼のモットーであり、仲間を鼓舞する姿勢が評価されています。

また、プロ入り前から新庄剛志とのSNSでのやりとりも注目されています。新庄が監督に就任して以降、彼の成長を期待される注目選手として位置付けられています。今後の活躍にも大きな期待が寄せられる選手です。

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