佐藤耕平

佐藤耕平（さとう こうへい） - 日本のプロレスラー

基本情報

• - 生年月日: 1977年9月21日
• - 出身: 東京都江東区
• - 血液型: B型

来歴

佐藤耕平は1998年、村上和成らが設立した格闘技道場に参加し、本格的に格闘技を始めました。同年の全日本アマチュア修斗選手権ヘビー級で優勝し、試合経験を積んだ後、プロ修斗において2戦2勝をもってZERO-ONEに入団。2001年にプロレスデビューを果たしました。

デビュー後、佐藤は2003年に海外修行を行い、凱旋。長身で痩せた体格が特長でしたが、「火祭り」大会で準優勝を果たすなど、着実に実績を積み上げます。特に、橋本真也の付き人として活動する中で、重要な試合経験を重ねていきます。彼は「ZERO-ONEを将来背負う男」としての期待を寄せられましたが、体格に関しては体重がギリギリヘビー級として認識され、プロレスラーらしからぬ印象がありました。

2004年にはスランプに陥ったものの、アメリカでの武者修行を経て体重を115kgまで増やすことに成功。第4回火祭りでの大会では、見事に大森隆男を破り初戴冠を果たし、その後は若手軍団の筆頭として活躍。2005年にはハッスルにモンスター軍としても出場し、新日本プロレスとの対抗戦にも参加しました。

主な戦歴

佐藤は数多くのタイトルを獲得してきました。ZERO-ONEでは、8回のNWAインターコンチネンタルタッグ王座の他、4度の世界ヘビー級王座を手に入れ、さらには大日本プロレスにおいてもタイトルを獲得。特に印象的なのは、2010年に川田を破って第7代世界ヘビー級王者に輝いたことです。また、2013年には大日本プロレスで王座戦が行われており、戦績を重ねてきました。

得意技

佐藤のレスリングスタイルにはいくつかの代表的な技があります。主な技には「ポールスター」、これは高難度のフィニッシュムーブであり、通常は使用しないほど希少な技です。さらに、「2段式ジャーマンスープレックス」や、「ファルコンアロー」といった技を駆使し、相手を圧倒します。エルボーバットや各種キック技も得意としており、非常に多才な戦闘スタイルを持っています。

プロレス界での影響

2009年の再入団後もタイトル戴冠を重ね、その後2020年にはZERO1を退団し、一般社団法人ONESTEPの理事に就任しました。また、2021年には新たな団体を本格始動させ、プロレス界においても存在感を示し続けています。
彼は見た目には目立たない体格ながらも、持ち前の実力で多くのファンの心をつかんでおり、今後の活動にも期待が寄せられています。

その他の活動

プロレスラーとしての活動だけでなく、バラエティ番組にも出演しており、スニーカー収集を趣味としているなど、多活動な一面も持っています。試合中に見えることは少ないですが、体には複数の刺青が施されています。
佐藤耕平はそのユニークなキャラクターと強力なプロレス技で、多くのファンに支持され続けているレスラーです。

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