児玉郡市広域市町村圏組合

児玉郡市広域市町村圏組合について

児玉郡市広域市町村圏組合は、埼玉県の本庄市、美里町、神川町、上里町の1市3町が共同で設立した一部事務組合です。この組合は、広域的な視点での行政サービスの提供と、圏域全体の発展を目的としています。

概要

組合の事務所は、本庄市東五十子にある小山川クリーンセンター内にあります。主な事業内容は以下の通りです。

広域市町村圏計画と事業実施の調整
広域圏総合センターの管理運営
常備消防事務
し尿処理・ごみ処理施設の建設と管理運営
し尿とごみの収集
火葬場の建設と管理運営
総合運動場の建設と管理運営

組織

組合の意思決定機関として組合議会が設置されており、議員定数は12名です。内訳は、本庄市が6名、美里町、神川町、上里町がそれぞれ2名となっています。

執行機関としては、管理者が1名（組合市町の長の互選）、副管理者が3名（管理者選出市町を除く組合市町の長）選出されます。会計管理者と監査委員も置かれています。

常備消防事務

児玉郡市広域消防本部は、圏域内の消防・救急活動を担っています。

消防本部所在地：本庄市西富田
管轄面積：199.82km2
職員定数：209名（実員）

消防署1ヶ所と分署6ヶ所を配置し、様々な消防車両を配備しています。

沿革

1971年4月：児玉郡市広域市町村圏組合設立
1973年3月：児玉郡市広域消防本部発足
2006年1月：本庄市と児玉町が合併し、新本庄市が発足。消防団も改称。
2015年1月：新消防本部庁舎が竣工
2015年4月：新消防本部庁舎の運用開始。本庄消防署は本庄分署に改称。
2017年6月：児玉分署が新築移転
2018年5月：本庄分署が新築移転

組織（消防本部）

本部：総務課、予防課、警防課、指令課
消防署・分署

過去に設置されていた庁舎

本庄南分署（2015年4月1日廃止）
児玉分署（2017年6月移転）
本庄分署（2018年5月移転）

その他の施設

児玉郡市広域総合センター
斎場・こだま聖苑
し尿処理施設：利根グリーンセンター
ごみ処理施設：小山川クリーンセンター
余熱利用施設：湯かっこ
埋立最終処分地施設：美里一般廃棄物最終処分場

まとめ

児玉郡市広域市町村圏組合は、圏域内の住民の生活を支えるために、多岐にわたる事業を展開しています。消防・救急、ごみ処理、斎場運営などを通じて、安全で快適な地域社会の実現に貢献しています。

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