兵庫県立文化体育館

兵庫県立文化体育館（神戸常盤アリーナ）

兵庫県神戸市長田区に位置する兵庫県立文化体育館は、スポーツイベントや文化活動に利用できる多機能施設です。1995年の阪神・淡路大震災で旧施設が被災したことを受け、1998年に再建されました。

施設概要

本館には、2474席を収容可能な多目的ホールをはじめ、小ホール、会議室、創作室、研修室、ギャラリー、レストランなどが備えられています。多目的ホールは、コンサートや講演会、式典などに利用できるほか、体育館としても機能し、卓球、バドミントン、バレーボール、バスケットボールなどの競技を行うことができます。

一方、スポーツ館には、バスケットボールコート2面、バレーボールコート2面を備えた体育室、柔道場、剣道場、多目的室、ランニングコース、そして25メートル7コースのプール、トレーニングルームなど、多様なスポーツに対応できる設備が充実しています。

それぞれの施設の詳細は以下のとおりです。

本館

多目的ホール: 2474席、有効面積1400㎡。卓球20面、バドミントン8面、バレーボール2面、バスケットボール2面、空手、剣道、柔道なども可能。音楽会や式典、映画会などにも利用可能です。
小ホール: 138席、有効面積165㎡。音楽会、講演会、映画会などに利用可能です。
会議室: A、B1、B2、和室会議室、特別会議室など、様々な規模の会議に対応できる会議室が用意されています。
その他: 創作室、研修室（A、B、C）、文体ギャラリー、中央ギャラリー、レストラン

スポーツ館

体育室: 面積873㎡。バスケットボール2面、バレーボール2面、バドミントン3面、卓球など。
柔道場: 面積190㎡（10.8m×15.2m）。柔道、空手、合気道、体操などに利用可能です。
剣道場: 面積190㎡（11m×15.2m）。剣道、空手、卓球（4～6台）、ダンス、エアロビクスなどに利用可能です。
多目的室: 面積149㎡（11m×12.2m）、高さ3.8m。ダンス、エアロビクスなどに利用可能です。
ランニングコース: 1周110m
プール: 25m×7コース（水深1.2～1.3m）
* トレーニングルーム: エアロビクス、エアロバイク、ランニングマシン、ステップマシン、筋力トレーニング機器などを備えています。

運営

2011年4月1日より、ミズノグループが指定管理者として施設の管理・運営を行っています。2017年4月1日からは3年間、学校法人玉田学園と命名権契約を結び、「神戸常盤アリーナ」の名称を使用していました。

アクセス

最寄りの駅は、阪神神戸高速線・山陽電鉄の西代駅です。

主なイベント

兵庫国体バスケットボール競技、B.LEAGUE西宮ストークスのホームゲーム、DRAGON GATE定期興行などが開催されています。

兵庫県立文化体育館は、スポーツと文化の交流拠点として、地域社会に貢献しています。

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