兵庫県立赤穂海浜公園

兵庫県立赤穂海浜公園：多様な魅力が詰まった総合レジャー施設

兵庫県赤穂市に位置する赤穂海浜公園は、1987年7月に開園した、面積71.7ヘクタールを誇る広大な公園です。かつての塩田跡地を利用して造られ、南側は美しいビーチに面しています。遊園地、アスレチック広場、海洋科学館、キャンプ場など、多様な施設が充実しており、年間を通して多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。

公園の魅力：多彩な施設とイベント

公園内には、子どもたちが楽しめる遊園地「わくわくランド」があります。ゴーカートや変わった自転車、トランポリンなど、年齢を問わず楽しめるアトラクションが揃っています。小さなお子さん向けの遊具も充実しており、家族連れでも安心して過ごせます。

一方、「わんぱく広場」では、難破船を模した大型遊具やアスレチック、芝すべりなど、無料で楽しめるアクティビティが豊富です。2021年にはリニューアルされ、乳幼児向けの遊具も増設されました。

赤穂市立海洋科学館と、揚浜式、入浜式、流下式といった伝統的な製塩方法を再現した「塩の国」も、この公園の魅力です。塩づくりに関する歴史や技術を学ぶことができます。

さらに、日本オートキャンプ協会から4つ星評価を受けたオートキャンプ場は、設備が充実しており、快適なキャンプ体験を提供します。ファミリーサイト、フリーサイト、コテージなど、さまざまなタイプのサイトが用意されています。

園内には、人工湖である赤湖と白湖、広大な芝生広場など、自然を満喫できる空間も広がっています。「太陽のプロムナード」など、インスタ映えするフォトジェニックなスポットも多く、若い世代にも人気です。

年間を通して、ゴールデンウィークや正月、その他の連休期間には様々なイベントが開催され、さらに賑わいを見せます。マラソン大会やトライアスロン大会などのスポーツイベントから、地域に根付いた祭りまで、多様なイベントが企画されています。平成27年から29年までの年間来場者数は50万人から55万人にも上り、兵庫県内だけでなく、岡山県からも多くの観光客が訪れています。

2021年11月には、以前園内にあった「動物ふれあい村」が閉鎖されました。コロナ禍の影響で入場者数が減少したことが閉鎖の理由の一つとされています。

公園内の主な施設

わくわくランド: ゴーカート、変わり種自転車、ふわふわ遊具、迷路、ボートなど
わんぱく広場: 難破船遊具、アスレチック、芝すべりなど（無料）
赤穂市立海洋科学館・塩の国: 塩田の復元施設、製塩作業所の見学
オートキャンプ場: ファミリーサイト、フリーサイト、コテージなど
* その他: テニスコート、管理棟、休憩所、人工湖、芝生広場など

アクセス

JR播州赤穂駅からウエスト神姫バス「御崎／亀の井ホテル赤穂」方面行きに乗車、「赤穂海浜公園前」バス停下車すぐ

まとめ

赤穂海浜公園は、自然とレジャーを満喫できる、魅力あふれる総合公園です。家族連れ、カップル、友人同士など、あらゆる世代が楽しめる施設やイベントが充実しています。ビーチ、遊園地、アスレチック、キャンプ場、海洋科学館など、一日では回りきれないほどの見どころが満載です。赤穂を訪れた際には、ぜひ訪れてみてください。

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