函館短期大学付設調理製菓専門学校

函館短期大学付設調理製菓専門学校について

函館短期大学付設調理製菓専門学校は、北海道函館市に位置する私立の専門学校です。運営は学校法人野又学園によるもので、1968年に設立されました。この学校は、調理師を目指す学生に向けた実践的な教育を提供しており、長年にわたり多くの卒業生を輩出しています。

歴史と沿革

この専門学校の設立は1968年にさかのぼります。当初、函館短期大学内の一分野として開設され、その後、幾度かの名前変更や学科の改編を経て、現在に至ります。初代の校長は野又貞夫氏で、以降も数代の校長が引き継いで教育方針を受け継いできました。

学校の流れとしては、1968年に夜間課程の調理師養成科が設置され、徐々に昼間課程、製菓衛生師科の設置が行われました。1977年には新校舎が完成し、1979年には専修学校の高等課程としても認可を取得しました。1988年には校名が現行の「函館短期大学付設調理師専門学校」に変更され、その後も数々の改変を経て、2012年に現在の「函館短期大学付設調理製菓専門学校」に改称されました。

最近では、2022年には調理師科が調理製菓総合科に名称変更され、より包括的な教育が行われるようになりましたが、2024年には新規の学生募集が停止されることが発表されています。

設置学科とカリキュラム

現在、函館短期大学付設調理製菓専門学校では、主に以下の2つの学科が設置されています。

• - 調理製菓総合科（昼間）：この課程は2年間で、調理と製菓両方の技術を習得することができます。
• - 調理師科（夜間）：こちらも2年制で、主に働きながら学ぶ学生を対象としています。

資格取得

在校生は、調理師や専門調理師技術考査、さらには薬膳インストラクター初級や食育インストラクターの資格を取得することができます。このため、卒業生は職業に直結したスキルを身につけ、優れた就職実績を誇っています。

学校生活とイベント

函館短期大学付設調理製菓専門学校では、学生生活も充実しています。毎年9月に行われる「味まつり」や、函館フードフェスティバルへの参加があり、学生たちが実際に自らの技術を披露する機会も多く設けられています。

位置とアクセス

この学校は、函館市柏木町にあり、交通の便も良好です。函館バスや市電を利用すれば、柏木町停留所から徒歩1分圏内でアクセス可能です。

まとめ

卒業生は、ホテルや旅館、レストラン、料亭の他、企業の給食施設など、幅広い分野での活躍が期待されています。函館短期大学付設調理製菓専門学校は、技能や資格を通じて、多様な職業に備えた学びを提供する教育機関として、今後も注目される場所であることに間違いありません。

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