北陸食育フードカレッジ

北陸食育フードカレッジの概要

北陸食育フードカレッジは、新潟県長岡市にある私立の専門学校で、1968年に設立されました。本校では、2年制と4年制の学科が用意されており、各学科ではそれぞれ異なる食関連の専門資格を取得することができます。2年制学科では、調理師や食品技術管理専門士、食品衛生責任者、製菓衛生士などの資格が学べ、4年制学科では、栄養士や管理栄養士、社会福祉主事任用資格などを取得できます。

学科構成と連携制度

2018年からは、管理栄養士学科が姫路大学との連携制度を導入し、大学のカリキュラムに併せた学びも提供しています。この他にも、2014年には文部科学省の新たな制度「職業実践専門課程」に認定されたことがあり、実習の機会も広がっていました。しかし、これらの実習が実際には行われていなかったことが問題視され、後に虚偽の申告があったとして、認定が取り消される事態にもなりました。

校舎と耐震性

本校は1997年に新しい校舎を竣工させており、これは日本海側の教育機関としては初めての免震構造を採用したものです。これにより、2004年の中越大震災や2007年の中越沖地震で市内が大きなダメージを受けた際も、本校においては一切の被害が発生しませんでした。現在、校舎は姉妹校である北陸福祉保育専門学院と共用されており、全8階建ての施設となっています。

沿革の重要な出来事

この学校の歴史の中でいくつかの重要な出来事があります。1968年に開校し、1997年に新校舎が完成しました。2014年には特定のプログラムの認定を受けましたが、同年の8月には設置者が虚偽の評価を行っていたことが明るみに出て、この結果として国からの認定が取り消されることになりました。この認定取り消しは2014年の8月29日付けで、2017年度まで再認定が行われないことが決定されました。

アクセス情報

北陸食育フードカレッジは、JR長岡駅の東口から北方向に約650メートル、徒歩で約10分の距離に位置しています。交通の便が良いため、通学する学生にとってはアクセスしやすい環境にあります。

終わりに

食育をテーマにしたこの専門学校は、地域の食文化や健康に対する理解を深め、食に関する専門的な人材を育成してきました。今後も多様なニーズに応える教育を提供し、さらなる発展を目指すことでしょう。北陸食育フードカレッジは、食を通じて社会に貢献する人材を育て続ける場であり続けます。

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