吉本坂46

吉本坂46概要

吉本坂46（よしもとざかフォーティーシックス）は、日本の男女混成アイドルグループであり、プロデューサー秋元康の手によって2018年8月に結成されました。このグループは乃木坂46や欅坂46（現・櫻坂46）に続く坂道シリーズの第3弾として位置づけられ、約6,000人の吉本興業タレントの中からオーディションを通じて選抜されました。

結成と活動の経緯

吉本坂46の設立は、2018年2月21日にヨシモト∞ホールで行われたプレスカンファレンスで正式に発表されました。この場では、秋元康がビデオメッセージで登場し、吉本興業の大崎洋会長から新たなアイドルグループを作る依頼を受けた経緯を明かしました。それにより、アーティストや芸人としての活動に参加できるチャンスを広げる新しい形式のグループが誕生しました。

独自のプロデューススタイル

他の坂道グループとは異なり、吉本坂46のメンバーは全員が吉本興業に所属しており、男性や既婚者も参加できるのが特徴です。また、一部のメンバーは芸名を使用しており、年齢も非公開のことが多いです。メンバーはグループ専任ではなく、元々の職業と並行して活動を行っています。さらに、個人のSNSアカウントも多数開設されるなど、他の坂道グループとは異なる運営スタイルを持っています。

活動の流れ

グループはデビューから短期間でさまざまな活動を展開しました。2018年のデビューシングル「泣かせてくれよ」は、CDリリース当日にイベントを開催するなど、話題を呼びました。さらに、彼らはバラエティ番組や音楽祭にも出演し、注目を集めました。

活動休止の決定

2021年には、吉本坂46の活動休止が発表されました。活動休止の理由は新型コロナウイルスの拡大などであり、2022年のアニバーサリーライブをもって正式に30カ月間の活動を休止することが決まりました。最後のライブは多くのファンに支持され、しっかりと感謝の気持ちを伝える場となりました。

メンバー構成とオーディション

最初のオーディションには、1,747名の申し込みがあり、敗者復活戦を経て新たに20名が参加を果たしました。メンバーはそれぞれ自身の職業を持ちながらも、グループの活動に参加するスタイルが採用されました。2020年には2期生の募集も開始され、さらにグループの構成が拡がっていきました。

まとめ

吉本坂46は、吉本興業に所属するタレントが集結した独自のアイドルグループであり、秋元康のプロデュースによるものでした。その活動はエンターテインメントの新たな形を提示し、男女混成という形式が話題を呼びました。今後の活動については未定ですが、グループとしての歴史は多くのファンの記憶に留まっています。

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