夜が来る!

《夜が来る! -Square of the MOON-》

概要

『夜が来る! -Square of the MOON-』は、2001年4月19日にアリスソフトから発表されたダンジョン探索型の18禁RPGです。本作は8500円で発売され、2006年には2800円の廉価版がリリースされました。また、2002年には同作のOVAも制作されており、メディア展開が行われています。2024年4月19日にはダウンロード専用のリマスター版が提供され、その後5月24日にはパッケージ版も発売予定です。

本作は、アリスソフトの特徴的なダンジョン探索要素を取り入れつつ、現代日本にファンタジーの要素を加えた独自の世界観を構築しています。シリアスかつ幻想的なストーリーはもちろん、ラブコメ要素も豊富に含まれているのが特徴です。

ゲームシステムは、従来の『ぱすてるチャイム -恋のスキルアップ-』からの流れを受け継いでおり、プレイヤーがダンジョンに潜って主人公を成長させるという内容です。ただし、職業の概念がなく、ターン制ではなく時間制でプレイするため、異なるプレイ感覚が楽しめます。また、防具ではなく補助アイテムを選択し装備するところも、他のRPGとは一線を画すポイントです。さらに、長時間楽しめる「やり込み」要素やキャラクターボイスも実装されており、プレイヤーの没入感を高めています。

あらすじ

物語は、夜空に現れた青い月「真月」と、光を狩る魔物「光狩」が引き起こした異変から始まります。光狩は人々を欲望に誘い、その心を破壊していきます。主人公は、ある夜に光狩を討伐する「火者」の少女、火倉いずみと偶然出会い、彼女から仲間となるよう懇願されます。主人公は自らが特殊な能力を持つことを知り、いずみの依頼を受け入れ、光狩との戦いに加わることを決意します。

登場人物

• - 羽村 亮（はむら りょう）: 本作の主人公。私立桜水台学園二年生で、自分を守る能力を持つが、過去に周囲から嘘つきと呼ばれる苦い経験を持つ。
• - 火倉 いずみ（かぐら いずみ）: 天文部の部長で、傷を癒す能力を備え、光狩に立ち向かう。天然でおっとりした性格ながら、戦闘では冷静な指揮を発揮。
• - 七荻 鏡花（ななおぎ きょうか）: 亮の同級生で、心を読む能力を持つ。モデル業を携えながら光狩と戦う。
• - 三輪坂 真言美（みわさか まなみ）: 亮の後輩で、言霊の能力者。アニメや特撮が好きで、演技の際に亮と鏡花に出会う。
• - 祁答院 マコト（けどういん まこと）: 亮の同級生で、火者一族の血を引いているが特殊能力はない。
• - 新開 健人（しんかい たけひと）: 亮の先輩で、怪力を発揮することができる。
• - 星川 翼（ほしかわ つばさ）: 自他共に認めるナルシストで、摩訶不思議な能力を持つ。

まとめ

『夜が来る! -Square of the MOON-』は、幻想的なストーリーと多彩なキャラクターが織り成す物語が魅力的な作品です。ダンジョン探索と戦略的要素が組み合わさり、プレイヤーはさまざまな展開を楽しむことができます。リマスター版も発表され、ますます注目が集まります。

もう一度検索