大分国際情報高等学校

大分国際情報高等学校：歴史と伝統を誇る情報系の進学校

大分国際情報高等学校は、大分県大分市新貝に位置する私立高等学校です。学校法人渡邊学園が設置者となり、その歴史は1956年に九州電波専門学校として開校されたことに始まります。以来、長きに渡り、地域社会に貢献できる人材育成に尽力してきました。

特に、男子ハンドボール部は全国的に有名な強豪校として知られています。数々の全国大会で優勝を果たし、数々の栄誉ある賞を受賞しており、学校を代表する部活動として、その活躍は地域社会に大きな活気をもたらしています。1986年と2001年には全国高等学校総合体育大会と全国高等学校ハンドボール選抜大会で優勝、大分県民栄誉賞・大分市民栄誉賞を受賞するなど、輝かしい実績を残しています。

また、大分国際情報高等学校は、大分県下で唯一の情報系の工業高等学校という特色も持ち合わせています。情報産業技術者や無線従事者の育成という建学の精神に基づき、高度な情報技術を習得できる教育環境を提供しています。この特色を生かし、時代の変化に柔軟に対応できる、実践的な知識とスキルを備えた人材育成に力を入れています。

校訓は「愛と犠牲の精神」「質実剛健」「実践躬行」の三つ。これらの精神を基に、生徒たちは勉学や部活動に励み、人格形成を育んでいます。

1998年には、校名を「大分電波高等学校」から「大分国際情報高等学校」に変更。グローバル化が加速する現代社会を見据え、国際的な視野を持つ人材育成を目指した改称でした。その後も、時代のニーズに対応すべく、2015年にはITエンジニアコースや硬式野球部を新設するなど、教育内容の充実を図り続けています。さらに、普通科も設置されており、多様な学習ニーズに対応しています。

充実した設備も魅力の一つです。2002年には実習棟、2011年には新校舎が完成し、快適な学習環境が整備されています。また、2015年には湯布院研修センターを開設し、生徒の学習や研修をサポートする体制を整えています。

部活動も盛んで、運動部ではハンドボール部を始め、硬式野球部、サッカー同好会、バドミントン同好会などが存在します。文化部も充実しており、フォトメディア部、演劇部、DTM部、音楽研究同好会、文芸部、情報技術部、放送技術部、茶道部、英語研究部、園芸部、ボランティア部、家庭同好会などが活動しています。

多くの卒業生が、情報産業や様々な分野で活躍しており、社会に貢献しています。ハンドボール部からは、植木宏和選手、宮﨑大輔選手、末松誠選手、久保侑生選手、新名亮介選手など、多くの優秀な選手を輩出しています。

大分国際情報高等学校は、伝統と革新を融合させた教育を実践し、社会に貢献できる人材育成に今後も尽力していくことでしょう。

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