大垣市民プール

大垣市民プールの概要

岐阜県大垣市に位置する大垣市民プールは、1989年にオープンした水泳施設であり、地域住民やスポーツ選手に親しまれています。このプールは、指定管理者制度のもと、財団法人大垣市体育連盟が管理・運営を行っています。競技用プールとレジャー用プールが併設されており、各施設が独立して運営できるように設計されています。

施設の特徴

競技用プール

大垣市民プールの競技用施設には、9コースの50mプールがあります。このプールは水泳連盟に認定されており、2000年には全国高校総体水泳競技の会場として利用されるなど、正式な競技に使用される施設としての信頼性を持っています。プールの詳細は以下の通りです：

• - 長さ: 50.01m
• - 幅: 21.0m
• - 深さ: 1.5〜1.6m（水球部分：長さ30.0m、幅21.0m、深さ2.0〜2.1m）
• - スタンド: 約600人収容（屋根付）

さらに、25mプールも併設されており、学生や地域の水泳教室など、多くの人々が利用しています。特に、長さ25.01m、幅13.0m、深さ0.9〜1.1mのFRP製のプールは、大変好評です。

レジャー用施設

レジャーエリアとしては、スリリングなウォータースライダーと流水プールが設けられています。これらの施設は特に夏季に人気で、家族連れや友人同士で楽しむのに最適です。ウォータースライダーは以下の特徴があります：

• - 長さ: 約124m
• - 高さ: 約14.0m
• - 最大速度: 3〜5m／秒

また、流水プールは145mの長さで、流速が0.6〜0.8m／秒。さらに、幼児向けのプールも用意されており、安全に水遊びを楽しむことができます。この幼児用プールは、深さが0.4〜0.6mで、水面積は189.7m²です。

利用料金とアクセス

利用料金は一般が600円、高校生は400円、小・中学生は200円、幼児は無料です。大垣市民は半額で利用でき、団体の場合も割引制度があります。また、65歳以上の高齢者には特別料金が適用されます。

アクセスについては、名阪近鉄バスを利用し、大垣駅南口から「市民プール」行きのバスに乗車、終点で下車すればすぐにコンパクトなプールエリアに到着します。

まとめ

大垣市民プールは、地域住民に向けた貴重な水泳文化の育成の場であり、楽しいレジャー体験も提供しています。競技用としての高度な設備と、レジャーとしての娯楽要素を併せ持つこのプールは、多くの利用者に愛され続けています。

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