大津亮介

大津 亮介選手のプロフィールとキャリア

大津亮介（おおつ りょうすけ）は、1999年1月13日生まれのプロ野球選手で、福岡県糟屋郡志免町の出身です。彼は福岡ソフトバンクホークスに所属する右投げの投手で、左打ちの選手です。

経歴

プロ入り前

大津選手は、志免町立志免中央小学校で野球を始めました。小学校4年生の時に『志免ブラザーズ』に加入し、6年生ではキャプテンとして活躍。ポジションは主にショートを務めました。その後、志免町立志免中学校では硬式野球チーム『宇美スターズ』に参加し、セカンドとショートを守りました。

高校は九州産業大学付属九州高校に進学し、2年生の春には背番号13で選手登録されましたが、センバツでは出場機会に恵まれませんでした。この頃から投手としても活動を開始し、公式戦では1イニングの登板経験がありました。最速139km/hを記録しています。

その後、帝京大学に進学し、内野手としてのセレクションを受けましたが、投手として入部。大学時代は2年目の秋からベンチ入りし、数試合での登板を経て、最終的にリーグ戦では通算15試合に出場しました。この頃、最速147km/hをマークしています。

社会人時代

日本製鉄鹿島に入社し、主力選手として活躍。2年目には都市対抗と日本選手権の2大大会に出場するまでに成長しました。2022年のドラフトで福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受け、契約金8000万円・年俸1200万円で入団が決定。背番号は26に設定されました。

ソフトバンク時代

2023年、開幕を一軍で迎えた大津選手は、4月1日の千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初登板を果たします。この試合では、1イニングを三者凡退に抑える見事なパフォーマンスを見せました。開幕当初はビハインドでの登板が多かったものの、4月27日の楽天戦でプロ初ホールドを記録し、その後は重要な場面に頻繁に登板するようになりました。6月18日の阪神戦では、ピンチを救いながらプロ初勝利を手に入れました。

シーズン中は46試合に登板し、2勝0敗・13ホールド・防御率2.43を記録。ブルペンの主力として貢献しましたが、CSファーストステージでは痛恨のサヨナラ負けを喫し、涙を流す場面も見られました。オフには、新監督から先発転向を打診され、翌2024年に向けての意気込みを新たにしました。

2024年のシーズン、彼は春季キャンプ中に体調不良があったものの、オープン戦では素晴らしいパフォーマンスを披露。開幕戦ではプロ初先発を務め、さらにオールスターにも選出されるなど、着実に成長を遂げています。

選手としての特徴

大津選手は、身長175cm・体重63kgという細身の体格ながら、ストレートの最速は153km/hを記録。ワンシームやスライダー、カットボールなど多彩な変化球を操り、打者にとって攻略が難しいとされています。

高い奪三振率を誇り、長いイニングを投げられる素質も持っています。彼は松井裕樹選手からも注目され、今後の成長が期待されています。

プライベート

大津選手は、2023年4月に一般女性と結婚し、10月には第一子となる男の子が誕生しました。学生時代の同級生にはサッカー選手の冨安健洋選手がおり、俳優の兵頭功海とは友人関係です。彼の人柄や努力が、今後も多くのファンに支持されることでしょう。

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