大津市歴史博物館

大津市歴史博物館は、滋賀県大津市にある市立の博物館で、大津市の歴史と文化に関する調査研究と展示を主な活動としています。特に、大津絵のコレクションで知られており、定期的に企画展を開催しています。

施設概要

博物館は2階建ての建物で、1階にはエントランスホールと大津歴博情報システムが設置されています。2階には常設展示室と企画展示室があり、多様な展示を通じて大津の歴史を紹介しています。

常設展示「大津の歴史と文化」は、大津市の地理的な特性に着目し、地域ごとの歴史と文化の違いを浮き彫りにしています。南北に細長い地形が、各地域に独自の歴史と文化を育んだという視点から、以下の2つの展示構成を特徴としています。

1. テーマ展示: 大津市内の各地域に焦点を当てた6つのコーナーで構成され、それぞれの地域の歴史と文化を深く掘り下げています。
2. 歴史年表展示: 大津市全体の歴史を年代順に辿ることで、地域の変遷と発展を体系的に理解することができます。

また、平成11年度からは、常設展示の一角で「ミニ企画展」が開催されています。博物館の収蔵品や調査成果を基に、2ヶ月程度の会期で年間7～8回、様々なテーマの小規模な展示が行われています。

利用案内

開館時間: 9:00～17:00
休館日: 月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始（12月27日～1月5日）

アクセス

京阪石山坂本線 大津市役所前駅から徒歩約5分
JR湖西線 大津京駅から徒歩約15分
* 大津市民文化会館の南隣、三井寺境内から見ると北隣に位置します。

大津市歴史博物館は、大津の豊かな歴史と文化に触れることができる貴重な施設です。常設展示や企画展を通じて、大津の歴史を深く理解し、その魅力を再発見することができます。地域に根ざした博物館として、大津市民だけでなく、観光客にとっても訪れる価値のある場所です。ミニ企画展など、年間を通して様々なテーマの展示が開催されているため、何度訪れても新たな発見があるでしょう。

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