大窪士夢

大窪士夢のプロフィールと経歴

基本情報

大窪士夢（おおくぼじゆ）は、2000年8月2日に北海道岩見沢市で生まれた元プロ野球選手（投手）です。右投右打で、主に育成選手として埼玉西武ライオンズに所属していました。

プロ入り前の経歴

大窪は北海高等学校に通い、野球部に所属していました。彼が在籍した時期、チームは1年夏と2年夏に甲子園大会に出場しましたが、彼自身はベンチに入ることはありませんでした。しかし、3年時には控え投手としてリリーフでの登板機会を得ました。残念ながら、甲子園に出場することはできませんでした。

2018年10月25日、行われたプロ野球ドラフト会議では、埼玉西武ライオンズから育成選手として指名され、プロ入りを果たしました。

西武時代の成績

2019年、プロデビューとなったイースタン・リーグで2試合に登板し、5回を投げて防御率は7.20でした。同年秋には西武の三軍制度に移行し、指導を受けながら成績向上を目指しました。2020年のシーズン前には投球速度が140km/hを超えるまで成長したものの、イースタン・リーグでは6試合に登板し、8回を投げ防御率は9.00と厳しい状況が続きました。

その後、2021年5月25日には埼玉武蔵ヒートベアーズへの期限付き派遣が発表されましたが、派遣先でも良い結果を残せず、6試合の登板で防御率は9点台。イースタン・リーグにおいては16試合に出場し、1勝を挙げるものの、3年間の在籍を経て支配下契約には至らず、2021年10月5日に戦力外通告を受けてしまいました。

西武退団後の活動

西武を退団した後、大窪は北海道に戻り、2022年4月から岩見沢市の隣に位置する美唄市で地域おこし協力隊として活動を開始しました。生涯学習課に所属し、野球教室の開催を通じて地元のスポーツ振興に貢献しています。さらに、同月20日には学生に対する指導資格を回復しました。

2024年からは江別市に拠点を置く社会人野球クラブチーム、江別ブルーインズに参加することが決まっています。

人物と愛称

大窪士夢は、愛称として「クボくん」、「トム」、「GU」を持ち、周囲から親しまれています。彼の明るい人柄や熱意ある行動が、地元のスポーツコミュニティでも評価されています。

詳しい成績

大窪士夢は、一軍公式戦には出場しなかったものの、背番号は126（2019年 - 2021年）、埼玉武蔵ヒートベアーズでの背番号は62でした。プロとしての経験は短かったものの、彼のこれからの活躍に期待が寄せられています。

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