大阪ラヴィッツ

大阪ラヴィッツ：大阪を拠点とする女子ハンドボールチーム

概要

大阪ラヴィッツは、一般社団法人大阪女子ハンドボールクラブが運営する女子ハンドボールチームで、大阪府を本拠地としています。このチームは、日本ハンドボールリーグ（JHL）に加盟しており、地域に根ざした活動を通じてハンドボールを広めています。また、傘下に小学生向けのチーム「大阪ラヴィッツみらい」を抱えており、未来の選手育成にも力を入れています。

チーム名は「LOVE（ラブ）」と「RABBIT（うさぎ）」の組み合わせから来ており、正式名称は「大阪ラヴィッツ」です。「大阪ラビッツ」という表記は誤りです。チームカラーはジャッロマイオリカで、マスコットキャラクターとしてうさぎをモチーフにした「ラヴィーちゃん」が親しまれています。PR活動にも積極的で、お笑い芸人とのトークショーにも参加するなど、幅広いアプローチで地域の認知度を高めています。

日本ハンドボールリーグの活動が再開するまで、大阪府からは十年以上もJHLのチームが存在しなかったため、ラヴィッツの創設は地域にとって嬉しいニュースとなりました。

歴史

2016年に設立された大阪ラヴィッツは、草創期から多くの実力者がチームに加わりました。その中には、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングから加入した田中美音子、儀間晴香、古川麻衣子、川﨑美穂が含まれます。また、香川銀行から中久保裕美もチームに加わり、創設当初から強い布陣を形成しました。2016年にはジャパンオープンに参加し、準決勝へ進むも香川銀行に敗れましたが、3位決定戦で那覇西クラブに勝利しています。

2017-18年シーズンからは日本ハンドボールリーグに参戦し、数多くの試合をこなしましたが、開幕戦ではHC名古屋に敗北し、その後も連敗が続く時期がありました。しかし、小さな成果として第5週目の試合で初勝利を挙げ、その後もチームのパフォーマンスは向上しました。初年度は8位で終わり、翌シーズンも同じく8位となり、成長が必要な時期が続きました。

大阪ラヴィッツは地域密着型の運営を行っており、スポンサーシップに支持を受けています。2018年には35社がスポンサーとして加わり、選手もこれらの企業に勤務しています。一番多くの選手が働いているのはトラスコ中山で、チームの一体感を高める要素となっています。

2022年にはプロリーグへの参入が内定され、チームは新しいステップを迎えました。今後も成長と地域貢献を続け、多くのファンに愛されるチームを目指しています。 これからの活躍にも目が離せません。

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