大阪国際大学短期大学部は、
1962年に開設された
大阪府守口市に位置する私立の短期大学です。この教育機関は、全人教育を基本理念として掲げ、多様な職業に対応できる人材を育成することに特化しています。本学は、
学校法人大阪国際学園によって運営され、理事長は奥田吾朗氏です。
沿革と歴史
設立当初は「帝国女子短期大学」という名称で、帝国女子大学と併設されていましたが、
2002年に大阪国際女子大学と
大阪国際大学が統合されたことに伴い、現名称に改称されました。
1962年の開学以来、学科の数は変動してきましたが、2021年度には3つの学科が設置されています。特に、過去には英語教育にも力を入れていた時期もありました。
この大学の歴史は
1929年に設立された高等女学校「帝国高等女学校」にさかのぼります。戦後の学制改革の流れの中、長い年月を経て現在の形に至ります。特に、
2002年には日本初の同一法人内での統合を実現させたことが特徴的です。
学部と学科
現在、
大阪国際大学短期大学部には以下の3つの学科があります。
- - ライフデザイン学科:入学定員100名
- - 幼児保育学科:入学定員150名
- - 栄養学科:入学定員40名
これらの学科では、
保育士資格や幼稚園教諭二種免許状、
栄養士資格などの取得が可能で、実践的な教育が行われています。
教育理念と特色
本大学の教育理念は「礼節を重んじ、世界に通じる心豊かな人間の育成」です。学生に対し、専門的な知識だけでなく、人格の成長を促すために多様なプログラムが提供されています。また、短期大学部は、
大阪国際大学と共通の施設を利用しており、充実した学習環境が整っています。
交通アクセス
大学は京阪本線大和田駅から北へ約600m、または萱島駅から西へ約800mの位置にあり、アクセスも便利です。地元の交通機関を利用することで、容易に通学することができます。
学費
入学初年度の学費は145万円(
2020年度の実績)であり、学生に対しては様々な奨学金制度も用意されています。これにより、経済的なサポートが確保されており、多様な学生が学びやすい環境が提供されています。
まとめ
大阪国際大学短期大学部は、歴史と伝統を持ちながら、現代の多様なニーズに応える教育を実践している学校です。全人教育を基に、卒業生は社会で求められるスキルを身につけ、各業界で活躍しています。教師、管理職、
保育士、
栄養士など多岐にわたるキャリアを目指す学生たちにとって、
大阪国際大学短期大学部は理想的な学びの場となるでしょう。