安田祐香のプロファイル
基本情報
安田祐香は、姉の影響で7歳から
ゴルフを始めました。彼女は小学3年生の時に「坂田ジュニア
ゴルフ塾」に入門し、名コーチ
坂田信弘から指導を受けることになりました。このスクールで育んだ技術と知識は、彼女のアマチュア時代を支える基盤となります。
アマチュア時代の成果
安田は小学生時代からその才能を発揮し、2012年には「
兵庫県ジュニア
ゴルフ選手権」の小学生女子部門で見事に優勝しました。2013年には第30回アオノジュニア
ゴルフ大会に出場し、強敵である
古江彩佳との接戦を繰り広げたものの、サドンデスの結果、惜しくも敗れました。
中学生になった2015年には「TSURUYA CUPスポニチ
ゴルフチャレンジ」で優勝し、その勢いのまま2016年に滝川第二高校へ進学。ここでも古江と同級生となり、共に切磋琢磨しました。
2017年6月には「日本女子アマチュア
ゴルフ選手権」で優勝し、同年7月にはJGAナショナルチームの一員として活動を開始。また、大学進学前の2019年には、アメリカで開催された第1回「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア
ゴルフ選手権」に出場し、同期の笹生優花と共に3位タイとなる成績を収めています。アマチュア時代からUSLPGAツアーのメジャー大会にも出場しており、その間に世界アマチュア
ゴルフランキングで最高7位を記録しました。
プロ転向と初期の成績
2019年11月、安田はJLPGA最終プロテストに合格し、プロ入りを果たします。2020年1月1日から正式にプロ
ゴルファーとして活動を開始し、すぐに東急エージェンシープロミックスと契約を結びました。
プロ入りしてからの2020-21年シーズンでは、
フジサンケイレディスクラシックやミヤギテレビ杯で8位タイの成績を収め、さらに次年度のシード権獲得には至らないものの、QTで20位に入賞し、翌年の前半戦に出場資格を得ました。
2022年のシーズンでは、
フジサンケイレディスクラシックで3位タイに入り、プロ入り後最高位を達成。この年は特に前半が好調で、TOP10入りを2回達成しました。
プロとしての成長と活動
安田は引き続き多くの大会に挑戦し、成績を伸ばしていく一方で、用具やウェアのスポンサーも多く獲得しました。現在、
ダンロップや
アシックス、オークリーと契約しており、それに伴い自身のパフォーマンスを最大限に発揮しています。
逸話とメディア出演
神戸市では、彼女と古江の赤ちゃん時代の手形足形が展示されており、地元の誇りとなっています。また、いくつかのメディアにも出演しており、その姿を多くのファンに届けています。興味深いことに、彼女は2018年に「あすリート」や「セカマチ~世界は君をまっている~」といった番組にも出演し、視聴者からの関心を集めました。
今後の安田祐香の活躍に、多くの期待が寄せられています。