安藤誓哉

安藤 誓哉

安藤誓哉（あんどう せいや）は、1992年7月15日に東京都江戸川区で生まれたプロバスケットボール選手です。彼は現在、B.LEAGUEの島根スサノオマジックに所属しており、ポジションはポイントガードです。

経歴

大学まで

安藤は小学校1年生の頃からバスケットボールを始めました。中学校を卒業した後、明成高校に進学し、2009年のウィンターカップで優勝、2010年には全国高等学校総合体育大会で準優勝を果たしました。また、同年にはアジアU-18選手権に出場し、日本代表チームの一員として活躍。彼は1試合平均23.4得点を記録し得点王に輝くとともに、ベストファイブにも選出されました。

明治大学では、ポイントガードとしてのプレイに重点を置き、2年目にインカレで3位、3年目には準優勝に導く活躍を見せます。大学4年生の時には、李相佰杯で日本学生選抜チームのキャプテンを務め、若手選手中心の日本代表に選出されるも、より高いレベルを求めて大学を退部しアメリカへ渡る決断をしました。

プロ選手としての道

アメリカに渡った安藤は、野澤亮介エージェントの協力を得てドリューリーグに参加し、4試合での出場で7得点を挙げるなどのパフォーマンスを見せました。これが評価され、カナダのハリファックス・レインメンと契約。NBLカナダでプレーした日本人選手の初のケースとなります。安藤はジョゼップ・クラロスHCの指導の下、全試合に先発出場し、シーズン平均10.2得点、3.9アシストを記録。彼の活躍により、チームは地区優勝を果たし、ファイナルズに進出しましたが、練習中の乱闘が原因で第7戦を放棄。安藤もこのタイミングでチームを離れることとなりました。

2015年5月にはPBAのメラルコ・ボルツと契約し、プレイオフ進出に貢献。その後、NBAデベロップメント・リーグへトライアウトを受けましたが、指名されることはありませんでした。帰国後はリンク栃木ブレックスと契約し、シーズン途中からの加入でしたが出場時間が限られ、シーズン後は秋田ノーザンハピネッツに移籍しました。

観星シーズンには古巣栃木戦で18得点を記録し、活躍の幅を広げました。2017年には日本代表強化合宿に召集され、初めて台湾遠征を経験。B.LEAGUE ALLSTAR GAMEにもファン投票で選出され、注目を集めました。2017-18シーズンの前にはアルバルク東京にレンタル移籍し、結果としてクラブ初のB.LEAGUE制覇に重要な役割を果たします。その後、完全移籍し、2018-2019シーズンには2連覇に貢献。2020-21シーズン終了後にアルバルクを退団し、島根スサノオマジックへ移籍しました。

安藤は現役選手として多くの成功を収めており、今後の活躍が期待されています。

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