宮崎早織

宮崎早織のプロフィールと経歴

宮崎早織（みやざき さおり）は、1995年8月27日に生まれた日本の女子バスケットボール選手です。愛称は「ユラ」で、ポジションはガードとして活躍しています。身長167cm、体重57kgであり、現在はENEOSサンフラワーズに所属しています。

出身と学歴

彼女は埼玉県で育ち、南古谷小学校から与野東中学校を卒業。在学中からその才能を発揮し、高校進学後は愛媛県の聖カタリナ女子高校に進学しました。高校2年生の時には、インターハイとウィンターカップの両方で準優勝の成績を収め、3年生のウィンターカップでは3位に入賞、さらにはベスト5にも選出されました。

代表歴

宮崎選手は、若い頃から世代別日本代表として多くの国際大会に参加し、優れた成績を残しています。2011年にはU-16アジア選手権で優勝、2012年にはU-17世界選手権で4位、そして同年のU-18アジア選手権でも準優勝と、早くからその実力を証明しました。

プロ選手としてのキャリア

2014年にはJXサンフラワーズ（現ENEOS）に入団し、プロ選手としてのキャリアをスタートさせます。宮崎選手はその後も、国内外の大会で活躍し続け、日本代表チームの重要な一員として名を馳せています。特に、2018年のジャカルタアジア大会ではチームを3位に導き、2021年の東京オリンピックでは準優勝を果たしました。その際、FIBAアジアカップでも優勝し、決勝の中国戦では26得点と11アシストを記録し、アシスト王に輝きました。

最新の活動

2022年にはFIBA女子ワールドカップの予選を経て、本大会にも出場。さらに2023年にはFIBAアジアカップ準優勝、そして杭州アジア大会でも準優勝の成果を収めています。2024年にはパリオリンピックの世界最終予選も控えており、さらなる活躍が期待されています。

家族

宮崎選手の家族もスポーツ界で活躍しており、彼女の妹である宮崎安奈は競艇選手として知られ、兄の宮崎泰右もプロサッカー選手です。スポーティな一家の中で育った彼女の成長と活躍は、多くの若い選手たちにとって模範となることでしょう。

宮崎早織選手のこれからの挑戦とさらなる成長に注目が集まります。彼女の卓越したスキルと粘り強さは、今後の日本バスケットボール界においても大いに影響を与えることでしょう。

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