寺山翼

寺山翼（てらやま つばさ）

プロフィール

寺山翼は2000年4月10日生まれ、埼玉県新座市の出身のプロサッカー選手です。現在、Jリーグのサガン鳥栖に所属しており、ポジションはミッドフィールダーとして活躍しています。

キャリアの歩み

寺山は、サッカーを始めた少年時代からその才能を発揮していました。彼は2007年から2013年まで新座片山FC少年団でプレーし、その後2013年から2016年までFC東京U-15むさしで若い頃の競技経験を積みました。

2016年、寺山はFC東京U-18に昇格し、さらにその後の2017年には2種登録選手としてFC東京のトップチームに登録されました。その年の8月25日、彼はJ3リーグのY.S.C.C.横浜との試合で先発出場し、見事にJリーグデビューを果たしました。このデビューを機に、彼の将来に対する期待は一層高まりました。

高校卒業後、寺山はFC東京のトップチームに昇格することなく、順天堂大学に進学しました。大学時代もサッカーに情熱を注ぎ、2021年の天皇杯ではFC東京と対戦し、スターティングメンバーとして出場しました。この試合は彼にとって大きな意味を持つものでした。

2021年10月1日、彼は2023シーズンからFC東京に加入することが内定し、その後特別指定選手として承認されました。2022年12月4日、J1リーグ最終節のアビスパ福岡戦でトップチームデビューを果たしました。この瞬間、彼のキャリアの中で新たな章が始まったと言えるでしょう。

2024年8月20日には、サガン鳥栖に期限付き移籍することが決まり、新たな挑戦が始まります。サガン鳥栖でのプレーを通じて、さらなる成長が期待されており、彼の活躍に注目が集まっています。

選手としての特性

寺山は、一貫して背番号17を愛用しており、この数字には特別な思いが込められています。彼のプレースタイルは、機敏な動きと確かなテクニックが特徴で、チーム戦術に柔軟に対応できる能力を持っています。ミッドフィールダーとして、攻守ともに重要な役割を果たす寺山は、チームに不可欠な存在です。

代表歴

寺山は2022年にU-23日本代表としてカンボジアへ遠征しており、若き才能として全国にその名を知られる存在となりました。彼の代表選出は、将来の日本サッカー界における重要な選手の一人であることを示しています。

主な成績

寺山は、クラブチームでの実績もあり、新座片山FC少年団所属時には2012年のJFA全日本U-12サッカー選手権大会で得点王に輝きました。また、FC東京U-18では2017年の高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEASTおよびチャンピオンシップで優勝を果たしています。大学時代には関東大学選抜Aチームとしてデンソーカップサッカーにも出場しました。

今後の寺山翼選手の成長と活躍が非常に楽しみです。彼のこれまでの道のりと努力は、若い選手達にとって良い手本となるでしょう。

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