小島和也

小島和也：back numberを支えるベーシストの素顔

小島和也（こじまかずや）は、1984年5月16日生まれ、群馬県伊勢崎市出身のベーシストである。国民的人気を誇るスリーピースロックバンド、back numberのメンバーとして活躍している。

音楽との出会いからback numberへ

小学2年生の頃、幼なじみの先輩がLUNA SEAの「ROSIER」を聴いていたことがきっかけでベースの魅力に取りつかれる。2年後にはベースを始め、音楽への情熱を燃やし始める。高校時代にはバンド「NOTHING」を結成し、自主制作CDを1万枚も売り上げる成功を収めた。その経験が、のちにback numberでの活動へと繋がる重要なステップとなったことは想像に難くない。

2005年10月、初代ベーシストの脱退を受け、back numberに正式加入。以来、バンドのサウンドを支える重要な役割を担い、数々のヒット曲を生み出してきた。

飾らない人柄と多彩な一面

小島は、群馬県立伊勢崎工業高等学校を中退している。中退をきっかけに一時家族と距離を置くことになったものの、現在はback numberの活動を一番応援してくれる存在になっているという。

身長175cmの長身で、穏やかな性格の持ち主。趣味はダーツ、学生時代は野球部に所属するなど、音楽以外にも幅広い興味関心を持つ。また、花粉症持ちで、日常ではマスクが欠かせないという一面も。

プライベートでは、2018年11月に一般女性と結婚。家族を大切にしながら、音楽活動に専念している。

意外な一面とエピソード

有名人として知られる一方、小島には意外な一面も垣間見える。Twitterを10年以上前から利用しているものの、フォロワー数は、back numberの公式アカウントの方がはるかに多いという。そのことをラジオ番組でいじられたエピソードは、彼の飾らない人柄を象徴している。

さらに、自身は覚えていないものの、ドラムの栗原寿がback numberのサポートメンバーとして演奏した際、「お前のドラムが良かったから、歌っちまったじゃねぇかよ」と言われたというエピソードも。小島の人間関係の温かさと、バンドメンバーとの信頼関係の深さが伺える。

自身の視力は、右目が1.5、左目が0.3と、いわゆるガチャ目であることを公表。また、最近では運転中に小学生に声をかけられたというユニークなエピソードも明かしている。

小島のファンは「宝」と呼ばれており、その愛称からも彼の温かい人柄と、ファンとの強い結びつきが感じられる。木梨憲武の大ファンであることを公表するなど、飾らない親しみやすい人柄が、多くの人々を惹きつける魅力となっている。

これからもback numberのベーシストとして、そして一人の人間として、小島和也の活躍から目が離せない。

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