小野暢思

小野 暢思 (おの みつし)

小野暢思は、1992年生まれの日本人ディベーター、実業家、そしてYouTuberです。東京・池袋を故郷とし、慶應義塾大学法学部を卒業しました。彼はその中でも特にディベートやコンテンツ制作において多彩なキャリアを築いてきました。

学歴と初期の活動

小野は渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校に在籍していた際の2009年、J8サミット2009に参加しました。このイベントでは日本代表の一人としてイタリアのローマに赴き、国際的なディベートスキルを磨く機会を得ました。彼の学問的背景は、後のキャリアに深い影響を与えています。

事業者としての道

彼のキャリアは2015年に音楽レーベル・ポニーキャニオンで始まり、ここでは音楽やTVアニメのプロデューサーとして活動しました。その後、2017年にはNetflixに転職し、自ら立ち上げたアニメチームでライセンス買い付けやオリジナル作品の制作に従事しました。特にアニメ『CANNON BUSTERS』でも制作スタッフとしての役割があり、さまざまなコンテンツの制作に深く関与しています。また、Digital Entertainment Asset社のクリエイティブプロデューサーや国旗擬人化プロジェクト「ワールドフラッグス」の広報担当としても知られています。

ディベート関係の活動

ディベーターとしての彼の実績も秀でています。2019年に設立した「合同会社Tokyo Debate Academy」では、英語ディベートの指導を行う企業として代表を務めています。また、HPDU（Harvard Parliamentary Debating Union）のチーフコーチとしても活動しています。小野はこれまでに、ESUJ（English Speaking Union Japan）の大学対抗ディベート大会や社会人ディベート大会など累計32回の優勝を果たし、多数のベストスピーカー賞も受賞するという輝かしい実績があります。

彼はまた、2015年のWorld Universities Debating ChampionshipではESL部門で準々決勝に進出するなど、国際的な場でもその手腕を発揮しています。

YouTube活動

ディベートに関する知識を広めるために、2019年からは「Mitsushi Debate Bootcamp」というYouTubeチャンネルを開設し、ディベート技術や戦略に関連する動画を数多く投稿し、多くのフォロワーに支持されています。このプラットフォームを通じて、彼は若い世代にディベートの魅力や重要性を伝えています。

結論

小野暢思は、ディベートとコンテンツ制作の両分野で卓越した業績を持つ影響力のある人物です。その多彩なキャリアを通じて、教育、エンターテインメント、ビジネスという異なる領域で成長を続けています。

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