山口大学教育学部附属山口中学校

山口大学教育学部附属山口中学校について

概要

山口大学教育学部附属山口中学校は、山口県山口市に位置する国立の中学校です。この学校は、山口大学教育学部に附属しており、略称は「山大附属」「附属中」「附中」「附山中」です。学びの場として独自の教育方針を持ち、地域社会に根ざした教育を提供しています。

歴史

この学校の起源は1947年の学制改革に遡ります。当初は旧・山口師範学校男子部附属国民学校の高等科として設立され、その後新制中学校として発展し、国立学校法人である山口大学教育学部と密接な関係を築いてきました。2012年には創立65周年を迎え、教育の歴史と伝統の中で多くの学生が成長しています。

校章と校歌

校章は「中」を図案化したデザインで、「附」の文字が中央に配置されています。校旗は鮮やかな朱色で、学校の象徴となっています。また、校歌は1952年に制定され、タイトルは「学園の歌」です。この歌は朝の光から夕暮れまでの様子を描きつつ、各番に「附中」という校名が登場することが特徴です。

学級編成

年間定員は約140名で、各学年はA・B・C・Dの4クラスに分かれています。各クラスは35名で構成され、男女比も考慮されています。クラス毎に「クラスカラー」があり、異なるメインカラーとサブカラーが設定されています。例えば、A組は青と桃、B組は黄と緑といった具合です。

制服の変遷

かつては一般的な学生服やセーラー服が制服として採用されていましたが、2023年度からブレザー型の制服に変更されました。生徒はネクタイやリボンの着用、スラックスやスカートの選択が可能です。入学式や卒業式などの特別な場面では、制服を着用することが求められています。

同窓会「鴻桑会」

卒業生たちは「鴻桑会」と呼ばれる同窓会に参加しています。この名称には地元の城や山の名称が含まれており、郷土の文化を重んじる意味合いがあります。

入学試験と行事

新入生の入学試験では約140名が募集され、学力検査や面接が行われます。7科目が対象で、学力の選抜が厳格に実施されます。学校では、学園祭や音楽祭、研究会など多くの行事が開催されており、生徒たちは貴重な体験を通じて友情を深め、自己の成長を促す機会が与えられています。

部活動

運動部や文化部ともに多様な活動があり、サッカー、野球、バスケットボールなどの運動系、弦楽や美術の文化系など多彩な部活動が存在します。これらの活動は生徒の団結力や特技を育むための重要なイベントです。部活動は学校生活を豊かにし、生徒たちの社会性を高める場となっています。

交通アクセス

学校へのアクセスは便利で、最寄りのJR山口駅からの交通手段やバス路線が充実しています。また、中国自動車道への近さもあり、交通面での利便性が高いです。

このように、山口大学教育学部附属山口中学校は、多様な教育活動を通じて生徒の成長を支援し、地域社会との繋がりを大切にしています。

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