山本さほ

山本さほ（やまもとさほ）

山本さほは、1985年8月1日生まれの日本の女性漫画家で、岩手県盛岡市で生まれました。現住所は神奈川県で、彼女の作品は多様なジャンルに渡り人気を博しています。彼女のキャリアは、自らの個人的な経験や趣味に基づいた作品によって築かれています。

来歴

山本は8歳の頃に神奈川県横浜市に引っ越し、小学校で「岡崎に捧ぐ」に登場するキャラクターとの出会いをきっかけに創作活動への興味を抱くようになります。高校卒業後は美術大学への進学を試みましたが、残念ながら受験には不合格となります。その結果、彼女はしばらくの間オンラインゲームに没頭する生活を送ります。

2009年からは一般企業でOLとして働き始め、4年後に漫画家としての道を歩むことを決意します。2014年には「幼馴染みプライベート切り売り漫画」として知られる『岡崎に捧ぐ』をウェブサイト「note」に発表し、瞬く間に人気を集め、閲覧数は1000万件を超えるヒットを記録しました。

単行本としては、2015年から『ビッグコミックスペリオール』で『岡崎に捧ぐ』の連載を開始。この作品では自らの体験や日常を描き、読者からの大きな支持を受けています。また、彼女はTwitterでエッセイ漫画も不定期に発表し、そのユーモアあふれる内容が話題となっています。

創作活動と趣味

彼女の趣味はゲームであり、これに関連したエッセイ『無慈悲な8bit』もリリースされ、すでに6巻が刊行されています。また、炭焼きレストラン「さわやか」のハンバーグを愛しており、これも漫画に取り入れられています。

山本は血液型がB型で、独特の感性を持った漫画家であることが彼女の作品に色濃く反映されています。2023年8月1日には、同じく作家の小川哲氏と結婚したことを発表しました。二人は6年前に知り合い、共通の趣味であるゲームを通じて親交を深めていきました。

主要な単行本

• - 『岡崎に捧ぐ』：全5巻
• - 『無慈悲な8bit』：既刊6巻（2022年7月時点）
• - 『山本さんちのねこの話』
• - 『いつもぼくをみてる』：全2巻
• - 『この町ではひとり』
• - 『きょうも厄日です』：複数巻
• - 『てつおとよしえ』（2023年発売）

掲載雑誌とメディア

山本の作品は様々なメディアにも取り上げられており、『an・an』や『月刊コロコロコミック』などの雑誌に彼女の漫画やインタビューが掲載されています。テレビやラジオでも彼女の作品が紹介され、多くの方々に親しまれています。

外部リンク

山本さほは、SNSやウェブプラットフォームを通じてファンとの交流を大切にしており、今後の活動にも注目が集まっています。彼女のユニークな視点や個性的なスタイルは、今後の作品にも引き続き影響を与え続けることでしょう。

もう一度検索