山本海人

山本 海人について

山本海人（やまもと かいと、1985年7月10日生まれ）は、静岡県清水市出身のサッカー選手で、ポジションはゴールキーパー（GK）。元日本代表としても知られ、現在はJリーグの福島ユナイテッドFCで活躍しています。

キャリアの始まり

彼は清水エスパルスのアカデミーで育ち、2004年にトップチームに昇格しました。しかし、初の4年間でリーグ戦の出場は1試合に留まりました。2008年には正GKとしてのチャンスを得て、新潟戦での完封勝利に貢献。この試合をきっかけに、シーズン後半にはチームの躍進に寄与しましたが、オフシーズンに膝の手術を行うことになりました。

清水エスパルスでの苦闘

2009年シーズンでは再び正GKの座を巡る競争に直面し、一定期間出場機会を失いましたが、再び先発として復帰。天皇杯では準決勝まで好プレーを見せるものの、名古屋との準決勝では思わぬ形で敗退しました。翌2010年には背番号1を引き継ぐも、ケガに悩まされシーズンを通して出場なしに終わることになります。2011年には開幕からレギュラーの座を獲得しますが、再びミスが目立ち、出場機会は不安定でした。

ヴィッセル神戸での挑戦

2013年にはヴィッセル神戸に完全移籍し、新たな環境で活躍を期待されましたが、古傷による怪我が影響し、復帰後は他選手にポジションを奪われることが続きました。特に2016年には出場機会がゼロになり、厳しいシーズンを過ごしました。

ジェフ千葉、横浜FC、ロアッソ熊本

2017年にはジェフユナイテッド千葉に移籍しましたが、守護神の壁に阻まれ出場機会は3試合に限られました。その後、2018年には横浜FCに期限付き移籍。ここでも厳しい競争に直面しましたが、2019年からロアッソ熊本に完全移籍し、自身初のリーグ戦フル出場を達成します。

福島ユナイテッドFCでの活躍

2021年に福島ユナイテッドFCに加入し、ここでは開幕からスタメンとして活躍しました。山本は多くのチームでの経験を積み重ね、多彩なプレースタイルを身につけています。

日本代表

彼はまた、若い頃から日本代表としても活動しており、2007年には北京五輪のアジア最終予選に参加しました。その後、2009年にはA代表に選ばれましたが、実際の出場はありませんでした。彼のキャリアは多くの挑戦と成長の物語であり、これからもサッカー界での活躍が期待されます。

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