山田龍聖

山田龍聖選手のプロフィール

山田龍聖（やまだ りゅうせい）は、2000年9月7日生まれで、富山県氷見市にルーツを持つプロ野球選手です。現在、読売ジャイアンツに所属している左投左打の投手として活躍しています。彼の経歴や特徴について詳しく見ていきましょう。

経歴

プロ入り前の道のり

山田選手は、氷見市立窪小学校の4年生のときに窪スポーツ少年団に入団し、軟式野球を始めました。その後、氷見市立西條中学校に進学すると、軟式野球部でエース兼4番としてチームを牽引しました。さらに、富山県立高岡商業高等学校では、1年秋からベンチ入りを果たし、2年春の選抜高校野球大会には登板機会こそなかったものの、彼の成長は続きました。

3年生の夏、彼は第100回全国高等学校野球選手権大会にエースとして出場。春季大会から富山県予選では調子が振るわなかったものの、一回戦では1失点で勝ち上がり、次の対戦では完投勝利を収めるなど堅実なプレーを見せました。惜しくも大阪桐蔭との対戦では敗れたものの、この試合での好投が評価され、全国大会での名を馳せることになりました。また、BFA U-18アジア選手権大会の日本代表にも選ばれました。

JR東日本時代

高卒後、山田選手はJR東日本に入社しました。彼は職業野球選手としてのキャリアをスタートさせ、3年目となる2021年には、最速153km/hの速球を記録し、大きな注目を浴びるようになりました。特に、都市対抗野球大会予選では多くのスカウトに視察され、好投を見せましたが、最終的にはチームが敗退しました。

2021年のプロ野球ドラフトでは、読売ジャイアンツから2位指名を受け、プロ野球選手としての第一歩を踏み出しました。その際、彼は明治神宮野球場での試合中に指名されるというドラマチックな瞬間を経験しました。プロの舞台でもその能力を発揮し、先発やリリーフとしての役割を果たしました。

巨人時代

山田選手は2022年に巨人入り後、即戦力として期待されましたが、一軍での登板はなかなか実現しませんでした。代わりに二軍での経験を積み、その間にコントロールやピッチング技術を学ぶことに注力しました。この年は0勝2敗、防御率8.69という結果に終わりましたが、来年への成長を期待されています。

2023年には二軍で18試合に登板する機会を得て、3勝0敗、防御率2.48という成績を収めました。しかし、一軍登板は依然として実現せず、右肩の故障に苦しむ時期が続きました。契約交渉の結果、年俸は減額されましたが、背番号が90に変更されるなど新たなスタートを切る準備が整いました。特に2023年の冬には台湾でのアジア・ウィンター・リーグに派遣され、新たな挑戦に挑む予定です。

選手としての特徴

山田選手は、最速153km/hの直球と切れ味のあるスライダーを武器にしており、将来が期待できる若手投手として注目されています。これからの活躍が非常に楽しみな選手です。

まとめ

プロ野球選手としてのキャリアをまだ始めたばかりの山田龍聖選手ですが、彼の実力と潜在能力は確かなものです。今後の成長と一軍での活躍を期待しましょう。

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