岐阜県図書館

岐阜県図書館のご紹介

岐阜県図書館（ぎふけんとしょかん）は、岐阜市宇佐に所在する県立図書館で、地域の知識の拠点として重要な役割を果たしています。起源は1904年（明治37年）にさかのぼり、岐阜県教育会附属図書館として開館しました。その後、時代を経るごとに移転や改称を重ね、1995年に現在の名称に変更され、岐阜公園近くに新たに設立されました。最新の開館時間やアクセス情報を知りたい方は、公式ウェブサイトもご覧ください。

蔵書とサービス

岐阜県図書館は、多岐にわたる資料を保有しており、特に岐阜県に関連する書籍や資料を豊富に取り揃えています。全体で約18万冊の一般図書を展示している第1開架閲覧室をはじめ、子供たち向けの絵本や児童書が充実した児童コーナー、視聴覚資料を扱うAVコーナーなどがあります。

さらに、2階には岐阜県に関する図書、外国語図書、分布図や地図を専門に収蔵する世界分布図センターが設置されており、貴重な学術資源を利用することができます。このような特徴から、岐阜県図書館は教育や研究の場としても利用されており、地域の文化振興にも寄与しています。

図書館の利用者は、都合に合わせて他の市町村にある図書館を通じて岐阜県図書館の本を借りることができるほか、逆に岐阜県図書館で借りた本を他の図書館で返却することも可能です。このようなシステムにより、利用者はより便利に図書館のサービスを楽しむことができます。

施設の概要

図書館内は多様な施設が整っており、特に印象的なのは屋外読書園です。このテラススペースでは、自然を感じながら気持ちよく読書を楽しむことができるため、多くの利用者に親しまれています。また、貸出はできないものの、約25,000点の視聴覚資料を観賞できるAVコーナーも用意されており、映画や音楽を楽しむための空間も設けられています。

その他にも、講演会や映画会、音楽会などが行われる多目的ホールを備えており、様々な文化イベントが開催されています。さらに、インターネットコーナーや資料検索コーナーなど、研究や学びをサポートするための設備も充実しています。

アクセスと周辺施設

岐阜県図書館へのアクセスは非常に便利です。公共交通機関を利用する場合、西岐阜駅からふれあいバスで「県図書館・美術館」停留所までの道のりは便利で、徒歩3分ほどの距離です。また、JR岐阜駅からもアクセスしやすく、地域の他の文化施設との連携も充実しています。

近隣には岐阜県美術館や岐阜市科学館、岐阜市八ツ草球場などがあり、文化体験を豊かにする環境が整っています。自動車での来館も可能で、地下駐車場や地上駐車場が共有されているため多くの利用者に対応しています。

最後に

岐阜県図書館は、地域の情報と文化を支える重要な施設です。利用者は様々なサービスを享受しながら、知識の宝庫である図書館での時間を楽しむことができます。興味を持たれた方は、ぜひ訪れてみてください。

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