岡山市農業協同組合

岡山市農業協同組合 (JA岡山)

岡山市農業協同組合は、岡山県岡山市北区を本拠地として活動する農業協同組合で、一般的にはJA岡山と呼ばれています。この組織は、2000年に岡山市内に存在した14の農協が合併することで誕生し、その後の8年間にわたり、さらなる農協との合併が進み、現在の業務区域が形作られました。

沿革と合併の歴史

岡山市農業協同組合は、2000年7月1日に設立されました。その後、2003年には玉野市の灘崎町、備南、御津町の農協を統合し、続いて2005年には福浜農業協同組合を合併しました。さらに、2008年10月には瀬戸内農業協同組合を統合し、これにより瀬戸内市全域を業務区域に加えました。このように、JA岡山は地域の農協を次々と吸収しつつ、組織を拡充してきた経緯があります。

業務区域

現在、JA岡山の業務区域には以下の地域が含まれています：

• - 岡山県岡山市（瀬戸地域はJA晴れの国岡山管轄を除く）
• - 岡山県玉野市
• - 岡山県瀬戸内市
• - 岡山県加賀郡吉備中央町の一部（旧加茂川町）

ただし、2020年4月からは、当農協を除く8つの農協が合併し、新たに「JA晴れの国岡山」が設立されました。JA岡山はこの合併には参加せず、引き続き地域に密着した活動を続けています。

提供するサービス

JA岡山は、地域の農業を支援するために様々なサービスを提供しています。その一つがJAバンクのATMサービスで、JAのカードはいつでも利用可能ですが、三菱UFJ銀行のカードに関しては平日のみの利用に制限されています。また、農業関係者だけでなく、地域住民に向けた金融サポートや各種イベントも行っています。

地域との連携

2018年5月23日にはノートルダム清心女子大学と包括連携協定を締結し、地域の教育機関と連携することで、地域活性化や農業の文化振興に寄与することを目指しています。このような取り組みを通じて、JA岡山は地域とのつながりを大切にし、農業を通じた持続可能な社会の実現に向けて活動しています。

JA岡山は地域に根ざした農業協同組合として、今後も持続可能な農業の発展と地域の振興に貢献していく所存です。

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