岡山県笠岡陸上競技場

岡山県笠岡陸上競技場

岡山県笠岡陸上競技場は、岡山県笠岡市の平成町に位置し、笠岡総合スポーツ公園内にある陸上競技専用の施設です。このスタジアムは、晴れの国おかやま国体に合わせて、岡山県と笠岡市が共同で整備しました。施設自体は県が所有しており、運営管理は笠岡市によって行われています。この施設は陸上競技場としての機能に加え、球技場としても使用されている点が特徴です。

使用されていたプロチーム

過去には、三菱自動車水島FCが日本フットボールリーグに所属していた際（2005年から2009年）、この競技場をホームスタジアムとして利用していました。また、日本女子サッカーリーグのFC吉備国際大学Charmeも、2013年に1部リーグへ昇格した際、高梁市内の競技場が必要な開催規格を満たさなくなったため、実質的にこの競技場をホームスタジアムとし、同年はなでしこリーグカップを含むホームゲーム13試合中8試合をここで行いました。

施設の特徴

競技場の陸上トラックは、一般的な黄土色ではなく、青色のアンツーカーを採用しているのが特徴です。また、トラックの内側のフィールドは、各種球技に対応できるように天然芝が敷かれています。

• - 公認: 日本[[陸上競技連盟]]第2種公認
• - トラック: 400m×9レーン（全天候ウレタン舗装）
• - 天然芝グラウンド
• - 収容人数: 5,898人（メインスタンド548人、芝生スタンド約5,350人）
• - フィールドサイズ: 106m×69m（天然芝）

なお、ナイター設備や常設のスコアボードはないため、利用に際しては注意が必要です。

周辺施設

笠岡総合スポーツ公園の内には、その他の施設も充実しています。

• - 駐車場: 無料で379台収容可能
• - 多目的広場: 400メートルトラックがあり、ソフトボールやサッカーなど多様な用途に使用されています。
• - 子供広場
• - 笠岡総合体育館: 競技場の管理事務所として機能しています。

また、近隣には「かさおか太陽の広場」や「水と緑のふれあい広場」といったスポットもあり、家族連れにも人気のエリアとなっています。

アクセス

アクセスも良好で、公共交通機関を利用する場合、JR笠岡駅から徒歩で約30分かかります。また、井笠バスを利用し「笠岡市民病院前」下車後、徒歩で約15分の距離にあります。自家用車でのアクセスの場合は、山陽自動車道笠岡ICを利用すると約10分で到着できます。

このように、岡山県笠岡陸上競技場は陸上競技を中心に多くのスポーツイベントを支えており、交通アクセスも便利で家族連れにも適した環境です。

もう一度検索