岩田翔吉

岩田翔吉（いわた しょうきち）に関する情報

基本情報

岩田翔吉は1996年2月2日に東京都渋谷区で生まれた、日本のプロボクサーです。現在は帝拳ボクシングジムに所属しており、WBC・WBOの世界ライトフライ級で1位に君臨しています。彼は元OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者であり、WBOアジア太平洋ライトフライ級王者でもあります。また、第44代日本ライトフライ級王者でもあります。彼のトレーナーは、元世界2階級制覇王者の粟生隆寛氏です。

人物背景

岩田は9歳の頃にボクシングに興味を抱き、山本“KID”徳郁が運営するジム「KILLER BEE」に入門しました。その後、彼は中学校に進学する際にボクシングに集中することを決意し、U-15ボクシング全国大会で優勝を果たします。

彼は日出高等学校に編入し、高校を卒業後はスポーツ推薦を受けて早稲田大学のスポーツ科学部に進みました。高校時代の彼は、後に世界王者になる井上拓真、田中恒成に勝利したこともあり、高校3年生の時には高校総体で栄冠を手にしました。

来歴

岩田は2018年12月8日にデビュー戦を迎え、アメリカのカリフォルニア州カーソンにあるスタブハブ・センターでジョエル・バミューズとのライトフライ級4回戦に挑みました。この試合で彼は4回2分44秒でTKO勝ちを収め、華々しくプロデビューを飾ります。翌2019年には日本のプロテストにも合格し、同年の5月には後楽園ホールで日本デビュー戦を勝利で開幕させました。

その後、岩田は2019年から2021年にかけて、数々の試合で勝利を重ね、2021年11月には日本ライトフライ級王座決定戦で芝力人と対戦し、TKO勝ちを収めて王座を獲得します。さらに、2022年3月5日にはその王座を防衛し、7月にはOPBF東洋太平洋ライトフライ級王者の堀川謙一との試合でも勝利を収めました。

しかし、2022年11月1日にはWBO世界ライトフライ級王者のジョナサン・ゴンサレスとの試合で、12回の判定で初の黒星を喫しました。その後の2023年には再起戦を勝利で飾り、同年8月にはフィリピン出身の無敗選手と対戦し、TKO勝ちを収めています。

2024年には再び世界挑戦を予定しており、過去の経験とともにさらなる高みを目指しています。

戦績

岩田のアマチュアボクシングの成績は71戦59勝（その内16勝がKOまたはRSC）、12敗です。また、プロボクシングでは14戦13勝（10KO）1敗の成績を誇ります。

獲得タイトル

アマチュア

• - 平成25年度全国高等学校総合体育大会ライトフライ級優勝

プロ

• - 第44代日本ライトフライ級王座（防衛2回後に返上）
• - WBOアジア太平洋ライトフライ級王座（防衛なし）
• - 第38代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座（防衛なしで返上）

CM出演

• - P&G「アリエール」（2012年）

まとめ

岩田翔吉選手はその若さとともに確かな実力を持つ選手です。数々のタイトルを獲得し、ボクシング界での地位を確立しています。今後の彼の活躍にも大いに期待が寄せられています。

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