岸本隆一

岸本 隆一（きしもと りゅういち）

概要

岸本隆一は、1990年5月17日に沖縄県名護市で生まれたプロバスケットボール選手です。主にポイントガードやシューティングガードとしてプレーし、現在はB.LEAGUEの琉球ゴールデンキングスで活躍しています。

経歴

岸本は小学3年生の頃にバスケットボールを始めました。それ以前から自宅の庭で兄と一緒に遊ぶ中でバスケットボールに親しんでいました。2005年には、名護市立屋部中学校の2年生でジュニアオールスターに出場し、全国大会で初めての経験をしました。この大会での対戦を通じて、自らの実力の限界を知り、視野が広がったと語っています。

その後、沖縄県立北中城高等学校に進学し、金城バーニーの指導を受けることでさらなる成長を遂げました。特に高校3年時にはインターハイでの高得点を記録し、大きな名声を得ました。2008年のインターハイではトリプルオーバータイムの激闘で決勝進出を果たし、その際には48得点を挙げています。

高校を卒業後は大東文化大学に進学し、Aリーグでの活躍を続けます。大学では背番号14をつけ、2年次に関東2部リーグ優勝、さらに3年次にはインカレで7位入賞を果たしました。大学4年次の2012年にはリーグ代表としてもプレーしました。

プロキャリア

2013年1月に琉球ゴールデンキングスに入団し、即座にチームの主力としてレギュラーシーズンに出場しました。彼の活躍は多くのメディアにも取り上げられ、「超新星」として知られるようになりました。特に2013-14シーズンでは新人賞を受賞し、ファイナルでは34得点を挙げてプレイオフMVPにも選出されました。

2015-16シーズンにはチームキャプテンに就任し、そのシーズンで日本人選手による1試合最多得点に並ぶ41点を挙げる快挙を達成。チームを率いてオフシーズンには王座奪還を果たしました。2016年7月には日本代表としてウィリアム・ジョーンズカップにも出場し、同年12月には日本代表候補の重点強化選手に選ばれるなど、その実力を証明しています。

Bリーグ初年度の開幕戦では、アルバルク東京との試合に挑みましたが、予想以上の結果とはならず悔しい思いを持ち帰ります。入団から数年を経た後、2020年には潰瘍性大腸炎の診断を受けながらも、治療を受けることで体調を整え、試合に復帰しました。

その他の活動

岸本はバスケットボール以外にもピアノを習っており、多才な一面を持っています。また、2017年には自らのTwitterで結婚を報告し、プライベートでも充実した生活を送っています。オフシーズンは主に家族と一緒に過ごし、ゆっくりとした時間を楽しんでいます。彼が注目してほしいプレーは、困ったときに状況を打開する処理能力です。

記録

bjリーグ

Bリーグ

• - レギュラーシーズン
• - ポストシーズン

岸本隆一はその実績と果敢な姿勢で、多くのファンと選手たちに影響を与え続けています。彼の今後の活躍にも期待が寄せられています。

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