島田珠代

島田 珠代（しまだ たまよ）

島田珠代は、1970年5月10日生まれの日本のお笑いタレント、コメディエンヌ、そして女優です。彼女はアイドルグループ吉本坂46のメンバーでもあり、大阪府吹田市出身で、現在は吉本興業に所属しています。

来歴

彼女のキャリアは高校在学中に始まり、テレビ番組『4時ですよーだ』の素人参加コーナーに出演したことがきっかけで、わずか17歳で吉本興業に加入しました。このため、彼女はNSCには通わずに大阪6期生と同じく同期として活動をスタートしました。小柄で愛嬌のある容姿と、舞台上での大胆かつ奇抜な芸風で知られ、1990年代初期には吉本新喜劇の代表的な女優として認識されるようになりました。

22歳の時には『笑っていいとも!』の金曜日放送や、1997年の『超!よしもと新喜劇』への出演を通じて、全国的な人気を得ることになります。1998年には吉本興業の東京支社に移り、東京での生活を始めましたが、2005年に離婚。その後も舞台に復帰し、さまざまなコメディ番組に出演し続けています。

人物・エピソード

島田の実家は酒屋であり、趣味や日常生活において非常にユニークな面を持っています。元モーニング娘。の保田圭と交流があり、『ハロー!モーニング。』では共演を果たしています。また、彼女は非常に酢が好きで、自分の食事に重ねて使うことが常習となっています。

島田は新喜劇の公演中に父親の訃報を聞くという辛い出来事がありましたが、その時も公演を全うし、プロとしての姿勢を崩すことはありませんでした。彼女はスポーツ界にも興味があり、特に阪神タイガースの伊藤将司投手のファンであることを公言しています。

芸風・ギャグ

彼女の芸風は、「奇天烈かつ女を捨てたような」と形容されるハイテンションでの演技が特徴です。また、彼女のギャグでは「ブサイクキャラ」として知られ、観客との掛け合いや、男性に対する独自のアプローチが際立っています。入場時の「はいはいはいはいはい!」という声を上げながら、独特な動きで登場し、観客との一体感を楽しませています。

意中の男性に突然「好き」と言って抱きついたり、全く異なる名前で呼んだりすることも彼女のトレードマークです。特に、台詞の流れに応じたリアクションに富んだコミカルな形式が目を引きます。大体の流れの中で、観客と共に盛り上がる瞬間を演出し、観客を楽しませることが彼女の魅力の一部です。これらの特徴的なパフォーマンスにより、彼女は新喜劇の舞台で独特な存在感を放っています。

近年の活動

2018年には約6000人の中からのオーディションを経て吉本坂46のメンバーに選ばれ、活躍の場を広げています。彼女の多才な活動は、今後も目が離せないものとなっています。彼女の舞台におけるエネルギーや独創性は、今後も多くのファンを魅了していくことでしょう。

もう一度検索