川島明

川島 明（かわしま あきら）

川島明は、1979年2月3日生まれの日本のお笑いタレント、俳優、司会者です。お笑いコンビ「麒麟」のボケ担当として知られ、相方は田村裕です。京都府宇治市出身で、現在は吉本興業に所属し、さまざまなテレビ番組で活躍しています。身長は179cm、体重は65kg、血液型はAB型で、既婚者です。2010年には『R-1ぐらんぷり』のファイナリストにも選ばれました。

略歴

1997年10月、川島はNSC大阪校の20期生として入学し、1999年に田村裕と共に「麒麟」を結成しました。2001年には第1回「M-1グランプリ」に参加し、決勝に進出。その後も8回出場し、5回決勝に進出するなど、コンビとして知名度を上げていきました。

2007年には田村が著書『ホームレス中学生』を出版し、田村のソロ活動が増加したことで、川島の出演は減少傾向に。2008年には「アメトーーク!」の人気企画「中学の時イケてないグループに属していた芸人」に出演し、再び注目を集めました。2010年には『R-1ぐらんぷり』に出場し、決勝に進出。これをきっかけにピン芸人としての実力が認知されました（最終結果は4位）。

2011年には「アメトーーク!」の企画プレゼン大会に参加し、川島考案の企画が高く評価され、ブレイクの一因となりました。2015年には一般女性と結婚し、2016年には挙式を挙げました。2016年の「IPPONグランプリ」で初優勝を飾り、その後も精力的に活動。2017年には第1子となる女児、2020年には第2子となる男児が誕生したことを報告しています。2021年からは『ラヴィット!』のMCに就任し、続々と人気番組に出演。2023年には「テレビ番組出演本数ランキング」で初の1位に輝きました。

人物像

川島は2人兄弟の次男であり、深い低音ボイスが特徴的です。「アメトーーク!」では「ええ声芸人」として登場経験があり、その美声を活かしたネタでも有名です。漫才では自己紹介の際に近づいて「麒麟です」と述べるのが常となり、これがコンビの代名詞とも呼べるツカミとなっています。

また、声帯模写の技術にも優れており、様々な音を高い精度で再現することができます。見た目は端正で、過去に「よしもと男前ランキング」にも名を連ねた経歴もあります。歌唱力もあり、2007年に行われた歌がうまいコンテストでは、チームの中でも特に目立つパフォーマンスをして決勝に進出しました。

川島は中学から高校までサッカー部に在籍しましたが、運動神経があまりよくないとされており、『アメトーーク!』でもこのテーマで何度も話題にされています。私生活では眞鍋かをりとの交際を経て破局し、現在は家庭を持つ身となっています。

趣味と特技

競馬やテレビゲームが好きで、特に競馬では自らMCを務める番組でその実力を発揮し、「カリスマ馬券師」と呼ばれています。また、極度の人見知りではあるものの、最近では周囲とのコミュニケーションを楽しんでいる姿も見られます。自宅ではボストンテリアを飼い、「松風」という名前です。

川島明は俊敏なトーク力と独特の視点で、今後も多彩なキャリアを築き続けるでしょう。彼の活躍は今後も目が離せません。

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