川治温泉駅

川治温泉駅について

川治温泉駅（かわじおんせんえき）は、栃木県日光市藤原にある野岩鉄道会津鬼怒川線の駅です。この駅は1986年10月9日に開業し、現在は高架構造の島式ホームを1面2線持っています。列車の交換が可能であり、利便性が高い点が特徴です。駅舎内には一時的なきっぷうりばが設置されていますが、2020年4月21日以降、駅員の配置がなくなっています。

利用状況

2016年度のデータによると、この駅の年間乗車人員は10,743人であり、その平均を一日あたりにすると約29人となります。近年の乗客数の推移は、設備の状況や地域の発展に影響を受けています。

駅周辺の環境

駅周辺は小網（こあみ）の集落が広がり、国道121号に沿って民家が散在しています。この川治温泉駅は、近くにあった日光市立川治小学校と中学校が2010年に閉校したことから、周辺の活気にも影響が出ています。また、駅近くには鬼怒川が流れており、栃木県企業局所管の小網ダムが位置しています。

駅名にもある川治温泉については、隣接する川治湯元駅が最寄りの駅となるため、川治温泉駅から温泉街へは徒歩で約20分の距離があり、アクセス方法には注意が必要です。

バス路線の情報

川治温泉駅には複数のバス停があり、それぞれ異なる事業者が運行しています。駅前のロータリー内には日光市営バスが停車し、川治温泉行きの路線が利用可能です。特に「鬼怒川温泉女夫渕線」は、川治温泉、青柳、川俣を経由して女夫渕に向かう便があります。ただし、鬼怒川温泉駅行きの市営バスはこの停留所で乗車ができないことにご注意ください。

国道121号に沿った停留所もあり、こちらでは日光交通が運行するバスが停まります。特に、川治温泉・湯西川温泉駅経由で湯西川温泉に向かう路線や、鬼怒川温泉駅行きのバスなどが利用できます。

近隣駅の情報

この川治温泉駅は、野岩鉄道会津鬼怒川線の中で特急「リバティ会津」が停車する駅でもあります。隣の駅は龍王峡駅で、そこからも様々な観光スポットへのアクセスが可能です。これらの情報を基に、訪問される際には利用方法を考慮し、楽しい時間をお過ごしください。

まとめ

川治温泉駅は観光地へのアクセスがしやすい一方で、温泉街への直行は難しい場所に位置しています。周辺には民家が並び、地域の歴史や文化を感じることのできる立地です。訪問の際は、バスや隣の駅も活用し、ゆったりとした温泉旅行をお楽しみください。

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