市道真央

市道 真央（いちみち まお）

市道真央（いちみち まお、1992年2月1日生まれ）は、大阪府出身の日本の女優兼声優です。彼女はイエローキャブNEXTに所属し、声優活動においては「M・A・O」という名義を使用しています。

活動の経歴

市道真央は2010年に女優デビューし、同年8月からは『週刊少年ジャンプ』の読者投稿コーナー「ジャン魂G!」の4代目アシスタントを務めました。2011年2月には、スーパー戦隊シリーズの『海賊戦隊ゴーカイジャー』にルカ・ミルフィ / ゴーカイイエロー役で出演。シリーズ内での活躍は、彼女の名を広く知らしめることになります。

さらに2012年4月には『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』のキラキラ役で声優デビューも果たしました。この時以降、声優としては「M・A・O」という名義を用いて活動しており、一方で女優としての出演は本名の市道真央名義で行っています。

2015年には、スマホでUSENにてラジオ番組『M・A・Oの顔文字じゃないよ、名前だよ!』がスタートし、多くのリスナーに親しまれました。また、ショートムービー『みいことベル』では主演を務めるなど、役者としての幅を広げています。2017年にはスーパー戦隊『宇宙戦隊キュウレンジャー』にM・A・O名義でラプター283 / ワシピンクの声を担当し、女性が初期メンバーを2度演じる快挙を成し遂げました。

プライベートと個性

真央の趣味は多岐にわたり、漫画やアニメ、絵画、裁縫が好きで、特技にはソフトボールやダンス、ピアノがあります。好きな食べ物は果物全般やカレーライス、オムライスと多彩です。また、特に母親を尊敬していると語っており、キャラクターの誕生日を祝うことを大切にしているようです。好きなキャラクターの誕生日には、必ずケーキを用意して祝うという独自のライフスタイルを持っています。

元々は女優としての道を考えていた真央ですが、『ゴーカイジャー』でのアフレコ体験を通じて声優に引かれるようになりました。声優名の「M・A・O」については、最初の台本に書かれていたもので、顔文字のように見えるということで、本人も気に入っているそうです。

特撮分野での貢献

『海賊戦隊ゴーカイジャー』でのルカ・ミルフィ役は、彼女の理想に合ったキャラクターであり、その役作りでは声のトーンにも注意を払い演じています。さらに、2016年には『宇宙戦隊キュウレンジャー』での可愛らしさを強調したラプター283役を務め、両者の掛け合いを一人二役で演じるなど、特撮分野における貢献は大きいです。また、スーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズ、ウルトラシリーズといった複数の特撮ドラマに出演し、瞬く間に名声を築きました。

演技以外の活動

アニメやゲームにも広く活躍しており、数多くのテレビアニメ、劇場アニメ、ゲームに出演しています。近年では、2021年の『ホリミヤ』など、様々な役を個性的に演じています。

市道真央は、女優、声優としての多才ぶりを発揮し、今後も様々なジャンルでの活動が期待される注目の才能です。彼女の今後の活躍に目が離せません。

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