広島県果実農業協同組合連合会

JA広島果実連（広島県果実農業協同組合連合会）

JA広島果実連は、広島県内の果樹を生産する農業協同組合をまとめる、指導的な役割を担う専門農業協同組合連合会です。県内では「広果連」または「広島県果実連」という名称でも親しまれています。

概要

1948年（昭和23年）に広島果実販売農業協同組合連合会としてスタートし、1956年（昭和31年）に現在の名称へと変更されました。当初は販売が主な事業でしたが、その後、生産と販売の両面をサポートする連合会へと発展を遂げました。

1974年（昭和39年）には、非出資連合会から出資連合会へと組織を改めました。また、ダンボール工場を建設し、出荷容器を従来の木箱からダンボールへと切り替えることを全国に先駆けて推進しました。

現在では、県内農協を牽引し、販売促進や広報活動に力を入れるとともに、フルーツゼリーやジュースなどの加工品の企画開発・生産にも積極的に取り組んでいます。近年では、海外への輸出にも力を入れています。

管内で生産される主な品目

ぶどう
ナシ
柑橘類（レモン、はるかなど）

事務所

本所: 広島県東広島市河内町入野11631番13号
ダンボール工場: 広島県竹原市忠海床浦1丁目17番1号
東京支所: 東京都大田区東海3丁目2番1号 大田市場日園連内
大阪支所: 大阪市福島区野田1丁目1番86号 大阪市中央卸売市場業務管理棟12階 日園連内
広島支所: 広島市西区草津港1丁目8番1号 広島市中央卸売市場内

その他

JA広島果実連は、県内で生産されるレモンの統一ブランド「広島レモン」を地域団体商標として登録しています。栽培基準を設け、生産から販売まで一貫した管理体制を構築することで、ブランドの品質を維持しています。

2014年には、AKB48・NMB48のメンバーであった市川美織さんを「広島レモン大使」に任命し、話題となりました。任命式では、当時の代表理事会長である川田洋次郎氏から市川さんに任命証が手渡されました。この取り組みは、広島レモンの認知度向上に大きく貢献しました。

JA広島果実連は、広島県産の果物の品質向上と販路拡大に貢献する重要な役割を担っています。生産者と消費者をつなぐ架け橋として、これからも様々な活動を展開していくことが期待されます。

外部リンク

* JA広島果実連

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