廣瀬俊朗

廣瀬俊朗：ラグビー界のレジェンドから多方面で活躍するリーダーへ

廣瀬俊朗氏は、1981年大阪府吹田市生まれ。5歳からラグビーを始め、その才能を開花させました。北野高校、慶應義塾大学とラグビー部の主将を歴任し、類まれなリーダーシップを発揮。卒業後は東芝ブレイブルーパスに入団し、チームのトップリーグ三連覇に貢献、自身も2007年から2009年まで主将を務めました。

2007年に日本代表デビューを果たし、2012年にはエディー・ジョーンズ監督の下で再び日本代表の主将に就任。厳しい練習環境の中、チームを牽引し、ウェールズとのテストマッチでの勝利など数々の功績を残しました。2015年のラグビーワールドカップイングランド大会にも出場、南アフリカ代表との歴史的勝利に貢献。スタメン出場は叶いませんでしたが、チームの結束を固める役割を果たしました。

2016年に現役を引退した後も、その活動は多岐に渡ります。東芝ブレイブルーパスでコーチを務めた後、株式会社HiRAKUを設立し代表取締役に就任。ラグビーワールドカップ2019アンバサダーや、日本テレビ系ニュース番組『news zero』木曜パートナーを務めるなど、メディアへの露出も増えました。TBSドラマ『ノーサイド・ゲーム』への出演も記憶に新しいところです。

さらに、ラグビー界の発展にも貢献しています。トップリーグ各チームのキャプテンを集めた「キャプテン会議」を設立し、チーム間の連携強化や情報共有を促進。また、日本ラグビーフットボール選手会の設立にも携わり、選手の待遇改善に尽力しました。2023年にはラグビーワールドカップ2023の「ラグビー日本代表応援サポーター」にも任命されています。

著述活動にも積極的で、『なんのために勝つのか。ラグビー日本代表を結束させたリーダーシップ論』など、数々の著書を出版。リーダーシップやチーム作りについて独自の視点から考察しています。

近年では、日本車いすラグビー連盟の副理事長にも就任。ラグビー界にとどまらず、スポーツ界全体への貢献を続けています。

経歴詳細

幼少期〜学生時代: 5歳より吹田ラグビースクールでラグビーを始め、北野高校、慶應義塾大学と、常にラグビー部の主将としてチームを率いてきました。
東芝ブレイブルーパス時代: 2年目からレギュラーに定着し、チームのトップリーグ三連覇に貢献。2007年から2009年まで主将を務め、チームを牽引しました。2008年度にはマイクロソフトカップMVPにも輝いています。
日本代表時代: 2007年に日本代表デビュー。2012年にエディー・ジョーンズ監督の下で主将に就任し、チームを率いて国際試合で活躍。2015年ラグビーワールドカップでは、ベンチ入りはしませんでしたが、チームの結束を固め、勝利に貢献しました。
引退後: 東芝のバックスコーチを経て、株式会社HiRAKUを設立。ラグビーワールドカップアンバサダー、メディア出演、講演活動など多方面で活躍。2024年からは日本車いすラグビー連盟副理事長に就任。

人物像

廣瀬氏は、卓越したリーダーシップと高いコミュニケーション能力を持つ人物として知られています。高校、大学、東芝、日本代表と、数々のチームで主将を務めた経験から培われた、その指導力と人間力は、多くの人の共感を呼び、ラグビー界のみならず、幅広い分野で影響を与え続けています。

主な受賞歴・出演作品

マイクロソフトカップMVP (2008)
ザテレビジョンドラマアカデミー賞 特別賞 (2019)
TBSドラマ「ノーサイドゲーム」出演 (2019)
日本テレビ「news zero」木曜パートナー (2020-2024)

著書

『なんのために勝つのか。ラグビー日本代表を結束させたリーダーシップ論』
『ラグビー知的観戦のすすめ』
『相談される力 誰もに居場所をつくる55の考え』
『ぼくラは ばラばラ』（監修）

廣瀬俊朗氏の今後の活躍からも目が離せません。

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