徳島中央広域連合

徳島中央広域連合の概要

徳島中央広域連合（とくしまちゅうおうこういきれんごう）は、徳島県内の吉野川市と阿波市の2つの市によって構成される地方自治体の連携組織です。この広域連合は、地域の効率的な行政運営を促進し、住民の生活向上を目指しています。

事務局

徳島中央広域連合の事務局は、吉野川市の鴨島町上下島に位置しています。具体的な住所は、〒766-0013 徳島県吉野川市鴨島町上下島21番地1です。ここでは、地域の広域行政を推進するための様々な業務が展開されています。

主な業務内容

広域連合の事務内容には以下のようなものがあります：

• - 広域行政の促進に関する業務
• - 介護認定審査会の設置及びその運営
• - 常備消防に関する業務（消防団を除く）
• - 障害者自立支援審査会の設置及び運営

これらの事業を通じて、地域住民の福祉向上を図っており、特に介護や消防の運営には力を入れています。

沿革

徳島中央広域連合の歴史は1970年にさかのぼります。この年、徳島県中央地区広域市町村圏振興協議会が設立され、これを基盤に1970年代の地方自治法改正を受けて1997年に新たに広域連合が創設されました。当時は全国で2番目の広域連合となりました。その後、2002年には阿北消防組合を編入し、2004年に吉野川市が誕生しました。さらに、2005年には阿波市も設立され、現在の形に至っています。

組織構成

広域連合は議会と執行機関で構成されており、議員は合計8人、吉野川市と阿波市からそれぞれ4人ずつ選出されています。広域連合長は関係市の長の中から議会の投票で選出され、副広域連合長も同様に選任されています。会計管理者や監査委員も設置され、財務や事業運営の管理が行われています。また、選挙管理委員会も設立され、選挙の公正が保たれています。

常備消防業務

徳島中央広域連合では、消防業務にも取り組んでおり、消防本部は吉野川市に置かれています。この消防本部では、335.25平方キロメートルの管内を担当し、116名の職員が配置されています。消防署は3カ所に存在し、主力となる機械も複数備えています。

例えば、消防ポンプ自動車が4台、水槽付消防ポンプ自動車が3台、はしご付消防自動車が1台等、各種の装備が整っており、迅速な対応が可能です。また、救急自動車や指揮車、さらにボートなども完備されており、多様な状況に対応できる体制が整えられています。

参考文献と外部リンク

情報の詳細については、徳島中央広域連合の公式ホームページや2018年度消防年報に記載されています。興味のある方はぜひご覧ください。

このように、徳島中央広域連合は地域の迅速な行政運営と住民福祉の向上を目指して活動しています。

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