徳島県立埋蔵文化財総合センター

徳島県立埋蔵文化財総合センター

徳島県板野町の歴史文化公園内に位置する徳島県立埋蔵文化財総合センターは、地域の考古学的な遺産を保存し、一般に公開するために1995年に設立されました。この施設は、愛称「レキシルとくしま」として親しまれています。

概要

センターの常設展示室には、約1,600点もの遺物が展示されており、これらはすべて徳島県内の遺跡から出土したものです。訪れる人々は、古代の生活様式や文化を直に感じることができ、地元の歴史に対する理解を深めることができます。展示品は主に考古資料で構成され、重要文化財も数多く含まれています。

開館時間と休館日

この文化財センターは、毎日午前9時30分から午後5時まで開館していますが、月曜日、国民の祝日、及び年末年始（12月28日から翌年1月4日まで）は休館となります。ただし、ゴールデンウィークの期間中の5月3日から5日、および開館記念日である11月3日は特別に開館します。これに加え、特別整理期間も設けられることがありますので、来館予定の方は事前の確認が必要です。

重要文化財の紹介

センターには多くの重要文化財が所蔵されています。例えば、「突線袈裟襷文銅鐸」は、1995年に指定されたもので、徳島市国府町矢野遺跡の出土品です。また、観音寺市の敷地遺跡から出土した木簡や土器、金属製品なども重要な資料として収蔵されています。これらの遺物は、古代の人々の営みや文化を知るための貴重な手がかりとなっています。

交通アクセス

徳島県立埋蔵文化財総合センターへのアクセスは、JR板野駅から徒歩約20分が最も一般的です。また、徳島バスの「鍛冶屋原線犬伏」で下車し、そこから徒歩5分と便利です。車の場合、高松自動車道の「板野インターチェンジ」から約5分、徳島自動車道の「藍住インターチェンジ」からは約10分の距離です。駐車場も完備されており、訪れる際の交通もスムーズです。

公式情報

詳しい情報は、徳島県立埋蔵文化財総合センターや公益財団法人徳島県埋蔵文化財センターの公式サイトで確認できます。地域の歴史に触れることのできる貴重な場所ですので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

このセンターは、地域の文化財を守り伝えるための重要な役割を果たしており、多くの人々にとって学びの場となっています。

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