愛知こどもの国

愛知こどもの国：自然と遊びがいっぱいの児童遊園地

愛知こどもの国は、愛知県西尾市に位置する、広大な敷地を誇る県立の児童遊園地です。1974年、愛知県政100周年を記念して開園し、以来、多くの子供たちとその家族に愛されてきました。豊かな自然に囲まれた環境の中で、子供たちが自由に遊び、創造性を育むことができるよう、多様な施設とプログラムが提供されています。

園内マップと主なアトラクション

園内は、中央広場を挟んで東側のあさひが丘と西側のゆうひが丘の2つのエリアに分かれています。それぞれのエリアには、様々な遊び場やアトラクションが点在しています。

あさひが丘には、広々とした運動広場、全長130mの巨大なアスレチック遊具、愛知万博から移設されたローラー滑り台など、体を動かすアクティビティが充実しています。また、キャンプ場も完備されており、自然の中で宿泊も可能です（有料・予約制）。

ゆうひが丘には、園内を巡るミニSL「こども汽車」、電動式ミニカー、ゴーカートなど、乗り物系のアトラクションが揃っています。これらは有料で、乗り物休業日には運行されません。他に、工作体験ができる「わくわく工房」（有料の行事日あり）や、三河湾を一望できる展望広場もあります。

中央広場には、多目的ホール、絵本コーナー、積み木コーナーなど、屋内での遊び場も用意されています。多目的ホールでは、科学実験や工作イベントなどが開催されることもあります。

アクセスと基本情報

愛知こどもの国へのアクセスは、名鉄西尾線吉良吉田駅、またはJR東海道本線蒲郡駅から名鉄蒲郡線に乗り換え、こどもの国駅下車後、徒歩約15分です。お車でお越しの場合は、国道247号を利用し、案内標識に従って進んでください。隣接地に民営の有料駐車場が2ヶ所あります。

入園は無料ですが、一部の乗り物や施設は有料となります。休園日は年末年始（12月29日～1月1日）です。乗り物や食堂の営業日は、月曜日（祝日の場合は翌日）が休業日となる場合が多いですが、夏休み期間中は毎日営業となります。

沿革と運営

愛知こどもの国は、開園以来、多くの来園者に親しまれてきましたが、2011年には存廃問題が議論される事態となりました。しかし、2013年には特定非営利活動法人フロンティア西尾に運営が委託され、現在に至っています。運営委託にあたり、プールと動物広場は廃止されましたが、園の大部分は存続することとなり、多くの来園者にとって朗報となりました。

近年では、公式Facebookページ、Instagram、YouTubeチャンネル、Twitterアカウントを開設するなど、情報発信にも力を入れています。過去には、人気のアトラクションであるこども汽車の撮影会なども開催していましたが、2023年5月には、撮影会とヘッドマークの掲示の募集は停止されています。

まとめ

愛知こどもの国は、自然と触れ合いながら、子供たちが自由に創造性を発揮できる素晴らしい場所です。遊具、乗り物、工作教室など、年齢を問わず楽しめる施設が充実しており、家族連れで一日中楽しめる、おすすめのスポットです。三河湾の美しい景色も楽しめるので、ぜひ訪れてみてください。

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