愛知県野外教育センター

愛知県野外教育センター

愛知県野外教育センターは、愛知県岡崎市千万町町に位置する野外教育施設です。豊かな自然に囲まれた環境で、青少年を対象とした様々な教育プログラムを提供しています。

概要

旧額田町（現在の岡崎市）が、企業や教育文化施設の誘致政策の一環として、町有林を候補地として愛知県に働きかけた結果、設立が実現しました。施設の建設地は、管理棟や体育館のある場所は元々水田でしたが、それ以外はすべて町有林でした。1972年（昭和47年）4月に管理棟（3階建て）、宿泊棟（2階建て）、体育館、キャンプファイヤー場、運動広場、野外炊飯場などが完成し、同年5月にオープンしました。

愛知県野外教育センターは、野外活動を通じて青少年の健全な心身を鍛え、学習の機会を提供することで、望ましい人格の育成を目的とする社会教育施設です。小中学校の学校行事としての研修室や体育館の利用は無料となっています。

特徴的な活動

毎年8月には、20年以上続く人気の行事「夏の林間学校」が開催され、県内外から多くの家族が参加します。また、田植え体験、稲刈り体験、間伐体験など、自然と触れ合う様々なイベントも主催しています。

2017年（平成29年）3月には、森林の再生を目指す「木の駅プロジェクト」の全国の関係者が集う「第6回木の駅サミット」が開催されました。

管理運営

長らく「公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団」が指定管理者として運営していましたが、2021年（令和3年）4月1日に「特定非営利活動法人愛知ネット」に変更されました。

施設概要

管理棟：鉄筋コンクリート造3階建。ホール、研修室4室、浴室、食堂、事務室を備えています。
宿泊棟：鉄筋コンクリート造2階建。1階と2階にそれぞれ21室の宿泊室があり、ミーティングルーム4室、多目的室2室、保健室も備えています。
体育館：鉄筋コンクリート造。バスケットボール（1面）、ミニバスケットボール（2面）、バレーボール（2面）、バドミントン（6面）、卓球（9台）が利用可能です。
野外施設：キャンプファイヤー場（2,120m2）、運動広場（6,750m2）、野外炊飯場、野外管理棟などがあります。

愛知県野外教育センターは、豊かな自然の中で、様々な体験を通して、青少年の健全な育成をサポートする施設として、地域社会に貢献しています。

外部リンク

愛知県野外教育センター)
愛知県野外教育センター - Facebook
* 愛知県野外教育センター - Instagram

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