政剣マニフェスティア
『政剣マニフェスティア』は、
DMM.comが提供した
ブラウザゲームで、
2016年から
2020年にかけてサービスを展開していました。基本プレイは無料で、アイテム課金が用意されていました。また、2021年にはテクノードから
Steamのオフライン版がリリースされ、今でも多くのプレイヤーに愛されています。
ゲーム概要
本作のプレイヤーは「政霊」というユニットを操作し、魔物「ヤトー」から「政剣」を奪取することを目指します。
タワーディフェンス型のシミュレーションゲームでありながら、一般的な
タワーディフェンスとは異なり、政霊を自由に動かして「砦」や「城」を攻略していきます。開発はテクノードが手掛けており、女の子キャラクターが登場するという点に重点が置かれていました。
ゲームは
2016年2月にひっそりとスタートしましたが、独特のゲーム性が話題を呼び、DMMのランキングでも高評価を受けることになります。2018年8月には大規模アップデートが実施され、新たな第2章や覚醒能力が追加されました。しかし、
2020年7月10日にはオンラインサービスが終了しました。同日に
Steam版の開発のための
クラウドファンディングが始まり、わずか2時間で目標額を達成しました。
2021年
5月18日にはテクノードから
Steam用のオフライン版が登場しましたが、2022年に解散するまでは一時的に購入ができなくなっていました。再度の配信は同年5月に行われました。
ゲームシステム
プレイヤーはガチャから手に入れた「政霊」と呼ばれるユニットを最大6体まで編成し、「戦挙」と呼ばれるバトルに挑みます。各政霊には異なる能力があり、戦略的に使い分けることが重要です。政霊を出撃させるには「マナ」が必要で、特に強力な政霊はマナを多く消費します。
戦闘は自軍の本拠地「議事堂」と敵の本拠地「城」を結ぶマップ上で繰り広げられます。敵は城や砦から次々と現れるヤトーで、議事堂を攻撃してきます。議事堂の耐久力がゼロになると敗北となります。プレイヤーは政霊の攻撃を駆使して敵基地を攻略し、議事堂を守らなければなりません。
また、「モチベウェーブ」という特殊なシステムが存在し、これを受けることで政霊の能力が強化されます。モチベウェーブはゲーム中の村を経由して広がり、戦略的な攻撃に貢献します。政霊にはHPの概念がなく、敵から直接攻撃されることはありませんが、攻撃や足止めの能力によってヤトーの進行を止める役割を果たします。
政霊の種類
政霊は様々なタイプに分類され、各キャラクターが独自のスキルを持っています。
- - 近接タイプ政霊:地上の敵を攻撃する能力を持っています。
- - 射撃タイプ政霊:遠距離からの攻撃が可能です。
- - 魔法タイプ政霊:範囲攻撃が強く、群れで襲ってくる敵に有効です。
- - 重装タイプ政霊:高い防御力と範囲攻撃を兼ね備えています。
それぞれのキャラクターに特有の能力が設定されているため、パーティー構成や戦略が勝敗を大きく左右します。
結論
『政剣マニフェスティア』は、ユニークなキャラクターとゲーム性から多くのファンを魅了し続けています。オンラインサービスの終了後も
Steam版として楽しめることから、これからも新たなプレイヤーが入り続けることでしょう。