新井直人

新井直人について

新井直人（あらい なおと）は、1996年10月7日生まれで、東京都世田谷区出身のプロサッカー選手です。現在はJリーグのサンフレッチェ広島でプレーしており、主にディフェンダーとミッドフィールダーとして活躍しています。

來歴

新井選手は2019年に新潟経営大学を卒業した後、アルビレックス新潟に加入しました。これは、2009年に東口順昭選手がこの大学から新潟に加入して以来、10年ぶりのことでした。新井選手は、同年の2月24日に行われたJ2リーグの京都サンガF.C.戦でプロとして初スタメン、初出場を果たします。これに続いて、3月3日のジェフユナイテッド市原・千葉戦でプロ初ゴールを決めるなど、期待される新人として順調なスタートを切りました。また、4月20日には、プロ契約の条件となる900分出場を達成しました。

2021年には怪我を抱えながらもセレッソ大阪に完全移籍しました。この移籍で新たな環境に挑戦することとなりますが、2022年には徳島ヴォルティスへ期限付きで移籍し、リーグ戦で38試合に出場しました。移籍期間が終了すると同時に徳島を離れ、2023年には再びアルビレックス新潟へ完全移籍で復帰します。このシーズンではリーグ戦で自己最高の3得点を挙げ、成長を見せました。

そして2024年3月21日、サンフレッチェ広島への完全移籍が発表され、新たな挑戦が始まりました。加入後すぐに、初戦のガンバ大阪戦で初ゴールを決め、第15節ではディフェンダーながらもハットトリックを記録し、ミドルシュート、ヘディング、フリーキックという多様な方法で得点を挙げることに成功しました。これにより、自己最高得点記録を更新したことも特筆に値します。

エピソード

新井選手が新潟経営大学に進学した理由は、関東の大学よりも1年次からの出場機会がより多いと感じたからです。大学卒業後はJ3のチームへの入団を考えていましたが、2018年9月24日に行われた新潟といわきFCの練習試合でのプレーがきっかけで、新潟の練習に参加するようになります。この経験を通じて、新潟への加入を真剣に考えるようになりました。

所属クラブ

新井選手のキャリアは次のクラブで形成されました。

• - 北沢キッカーズ
• - F.C.渋谷
• - 実践学園高等学校（2012年-2014年）
• - 新潟経営大学（2015年-2018年）
• - アルビレックス新潟（2019年-2020年）
• - セレッソ大阪（2021年-2022年）
• - 徳島ヴォルティス（2022年・期限付き移籍）
• - アルビレックス新潟（2023年-2024年3月）
• - サンフレッチェ広島（2024年3月-現在）

個人成績

• - Jリーグ初出場：2019年2月24日 J2 新潟 第1節 京都サンガF.C.戦
• - Jリーグ初得点：2019年3月3日 J2 新潟 第2節 ジェフユナイテッド市原・千葉戦

選抜歴

• - 2017年 北信越大学選抜

新井直人選手のこれまでのサッカー人生は、数々の挑戦と成長に満ちています。彼がこれからどのような成果を上げていくのか、今後の活躍に期待が寄せられています。

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