日本シェアリングネイチャー協会

公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会：自然と共生する社会の実現に向けて

公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会は、東京都新宿区に本部を置く公益法人です。1997年の設立以来、自然との調和のとれた社会の実現を目指し、幅広い活動を展開しています。その活動の中心となるのは「シェアリングネイチャー」という自然体験プログラムです。

シェアリングネイチャーとは？

シェアリングネイチャーは、自然の中で五感を研ぎ澄まし、自然と触れ合うことで、自然への理解を深め、自然と一体となる喜びを体験するプログラムです。単なる自然観察にとどまらず、自然を通して自分自身や周囲の人々とのつながり、そして自然とのつながりを再発見することを目指しています。

協会の活動

協会は、シェアリングネイチャー活動を推進するために、主に以下の2つの柱を軸に事業を展開しています。

1. 体験会と情報提供

協会は、全国各地でシェアリングネイチャー体験会を開催し、多くの人々に自然と触れ合う機会を提供しています。また、ウェブサイトやパンフレットなどを通じて、シェアリングネイチャーに関する情報を発信し、その普及に努めています。体験会では、自然観察ゲームや自然を使ったクラフトなど、多様なプログラムを用意し、参加者それぞれの年齢や興味に合わせた内容を提供しています。

2. 指導者養成

より多くの人にシェアリングネイチャーを体験してもらうために、協会は全国でネイチャーゲーム指導員養成講座を実施しています。この講座では、自然に関する専門知識や指導スキルだけでなく、参加者一人ひとりが自然と深く関わり、その素晴らしさを伝えるための指導方法を習得します。年間約60会場で開催され、毎年1000人近くの新たな指導員を育成しています。

組織と会員

協会は、全国47都道府県に地域組織である「都道府県シェアリングネイチャー協会」を設置し、地域に根ざした活動を展開しています。さらに、各地域にはネイチャーゲーム指導員の有志による「シェアリングネイチャーの会／ネイチャーゲームの会」が存在し、地域独自の活動を行っています。2015年3月時点での会員数は約1万人で、その多くがネイチャーゲーム指導員資格を有する指導者です。

ネイチャーゲームとの関係

協会は、ネイチャーゲームの創始者であるジョセフ・コーネル氏とのライセンス契約に基づき、日本国内におけるシェアリングネイチャー（ネイチャーゲーム）の普及活動を行っています。シェアリングネイチャーは、ネイチャーゲームをベースに発展したプログラムであり、その理念や手法を継承しながら、現代社会のニーズに合わせた形で展開されています。

協会の目指す未来

日本シェアリングネイチャー協会は、これからも自然と共生する社会の実現に向けて、シェアリングネイチャー活動を推進し、多くの人々が自然の恵みを感じ、自然と調和して暮らせる社会の実現を目指していきます。その活動は、自然体験の提供にとどまらず、自然保護への意識啓発や、持続可能な社会づくりへの貢献にもつながるものと期待されています。

連絡先

公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会
ネイチャーゲームwebショップ
Sharing Nature Foundation （英語）
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