日高博之

日高 博之

日高 博之（ひだか ひろゆき）氏は、1970年（昭和45年）5月6日に宮崎県日向市で生まれました。プロ野球選手として読売ジャイアンツに在籍した後、政治の道に進み、日向市議会議員を2期務め、現在は宮崎県議会議員として活動しています。

球歴

地元の学校である日向市立大王谷小学校、日向市立大王谷中学校で学び、その後、宮崎県立高鍋高等学校に進学しました。高校卒業後の1988年（昭和63年）オフ、ドラフト会議を経由しない形で読売ジャイアンツに入団し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせます。

ジャイアンツでは外野手として登録され、背番号「96」を1989年（平成元年）から1990年（平成2年）にかけて着用しました。しかし、残念ながらプロの舞台で一軍公式戦に出場する機会を得ることなく、わずか2シーズンの在籍をもって、1990年のシーズン終了後に現役生活に幕を下ろしました。


プロ野球選手としては短い期間でしたが、その経験は後の人生に大きな影響を与えたことでしょう。

政治家としての歩み

プロ野球界を離れた後、日高氏は新たな道を模索します。1999年（平成11年）からは代議士の秘書として働き始め、政治の世界に関わるようになります。この秘書経験を通じて、政治の仕組みや実務を学び、自身の地元である日向市のために貢献したいという思いを強くしていったと考えられます。

そして2003年（平成15年）4月、日向市議会議員選挙に立候補し、見事当選を果たしました。これが、日高氏の地方政治家としての第一歩となります。市議会議員として地域課題の解決に尽力し、市民生活の向上を目指した活動を展開しました。2007年（平成19年）4月には、再び日向市議会議員選挙で議席を獲得し、2期目の任期を務めることになります。

日向市議会議員を2期務めた後、日高氏はより広範な活動の場として宮崎県議会を目指します。2011年（平成23年）4月に行われた宮崎県議会議員選挙では、日向市選挙区から自由民主党公認で出馬しましたが、この時は残念ながら当選に至りませんでした。

しかし、政治活動への意欲を失うことなく、4年後の2015年（平成27年）4月、再び宮崎県議会議員選挙（日向市選挙区）に挑戦しました。この選挙では、対立候補がなく、無投票による当選を決め、念願の県議会議員としての第一歩を踏み出しました。県議会議員として、宮崎県全体の発展や地域間の連携強化に向けた活動を開始します。

2019年（平成31年）4月の宮崎県議会議員選挙でも、日向市選挙区は再び無投票となり、日高氏は選挙戦を経ることなく再選を果たしました。これにより、宮崎県議会議員として2期目の任期を務めることになりました。

現在（冒頭情報によれば）、日高博之氏は宮崎県議会議員として3期目を務めており、元プロ野球選手という異色の経歴を持つ政治家として、地元日向市および宮崎県の発展のために活動を続けています。

関連項目

宮崎県出身の人物一覧
読売ジャイアンツの選手一覧

外部リンク

* 日高博之 (hiroyuki.hidaka.98) - Facebook

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