日高裕次郎

日高裕次郎のスポーツキャリア

日高裕次郎（ひだか ゆうじろう）は、1986年11月21日生まれの元男子バレーボール選手及びビーチバレー選手です。鹿児島県霧島市からの出身で、彼のスポーツキャリアは早くから注目を集めるものでした。

中学時代と高校での活躍

彼のバレーボールへの道は中学時代から始まりました。アクエリアスカップにてオリンピック有望選手に選ばれ、その後鹿児島商業高等学校に進学。そこで彼は1年生からスタメンとしてプレーし、チームのエースとして注目されました。特に第35回春高バレーでは九州代表のエースとして「盛重龍2世」とまで称される実力を示しました。

日本体育大学での成長

高校卒業後、日高は日本体育大学に進学しました。在学中、彼は特に3年生の時に全日本インカレで日体大に15年ぶりの優勝をもたらしました。そして、4年生の時にはその座を続けて守り、全日本インカレの2連覇を達成しました。この成果は、彼の将来のプロキャリアに大きな影響を与えました。また、2008年には国際大会にも参加し、東アジア地区バレーボール選手権大会やアジア太平洋カップ福岡国際男子バレーボール大会の代表メンバーに選出されました。

プロ入りとビーチバレーへの転向

卒業後の2008年12月にNECブルーロケッツに内定し、2009年1月には本格的にプロとしてのキャリアが始まりました。彼はサントリー戦で初の先発出場を果たし、勝利に貢献しました。しかし、同年5月にはチームの無期限休部が決まることで、日高はインドアバレーボールからビーチバレーへ転向。彼はフリーの選手として青木晋平とペアを結成し、JBVサテライト神津島大会でのデビュー戦に臨みました。

ビーチバレーキャリア

2012年7月、日高と青木のペアはロンドン五輪の日本代表決定戦に臨みましたが、残念ながら敗退し、オリンピック出場権を逃しました。2014年にはパナソニックパンサーズに入団し、1年間プレーしました。2015年にはパナソニックの社員として新たなキャリアを築き始めています。

私生活と事業展開

彼の私生活では、2016年12月31日にバレーボール女子日本代表の主将を務めた木村沙織と結婚しました。2019年10月には妻と共に大阪市西区でカフェ「32（サニー）」を開店。2023年1月にはカフェの閉店をInstagramで報告しました。

所属チーム

• - 鹿児島商業高等学校
• - 日本体育大学
• - NECブルーロケッツ（2009年）
• - パナソニックパンサーズ（2014年）

日高裕次郎のスポーツ人生は、インドアからビーチバレーへの転向、国際大会出場、そして私生活での様々な挑戦が交差する刺激的なものでした。

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