旭化成ホームズとヘーベルハウス:強靭な構造と快適な住空間
旭化成ホームズは、
旭化成グループにおける
住宅事業の中核を担う企業です。主力商品である「ヘーベルハウス」は、独自の技術と高品質な建材により、安全で快適な住まいを提供し続けています。
ヘーベルハウスの特長
独自の建材「ヘーベル」
ヘーベルハウスの最大の特徴は、外壁、
床、
屋根に採用されている「ヘーベル」と呼ばれる建材です。ヘーベルは、ALC(Autoclaved Lightweight Concrete:軽量気泡
コンクリート)と呼ばれる素材で、
ドイツのヘーベルガスベトン社との技術提携により、
旭化成ホームズが日本で初めて導入しました。
ALCは、軽量でありながら、
木材と同等の調湿性能と優れた耐火性能を兼ね備えています。世界約20カ国で生産・使用されており、超高層ビルや公共施設、
文化財の保護など、様々な用途でその性能が認められています。
東京都庁や
横浜ランドマークタワー、
唐招提寺新宝蔵殿など、日本を代表する建築物にも採用されています。
高性能な断熱材「ネオマフォーム」
断熱材には、
旭化成建材の「ネオマフォーム」が使用されています。ネオマフォームは、従来の繊維系
断熱材と比較して劣化しにくく、高い断熱性能を長期間維持することができます。
鉄骨構造と制震技術
主要構造には鉄骨を使用し、極低降伏点鋼を用いた制震構造を標準仕様としています。これにより、最高等級の「耐震等級3」を実現し、地震に強い家づくりを追求しています。2014年からは、FREXシリーズに制震装置「SeiRReS(サイレス)」を導入し、更なる耐震性の向上を図っています。サイレスには、
日立Astemo製のオイルダンパーが採用されています。
ペット共生住宅「プラスわん・プラスにゃん」
近年、
ペットを家族の一員として迎え入れる家庭が増えています。ヘーベルハウスでは、住人と
ペットが快適に暮らせるよう、「プラスわん・プラスにゃん」というコンセプトに基づいた設備仕様を開発しました。
ペットが室内を自由に出入りできる
ペットドアや、
吹き抜けを利用した
キャットウォーク、猫が楽しめるニャングルジムなど、遊び心あふれる工夫が凝らされています。
多彩な商品ラインナップ
ヘーベルハウスは、様々なライフスタイルやニーズに対応するため、豊富な商品ラインナップを取り揃えています。
HEBEL HAUS
CUBIC(キュービック)
そらのま+
STEP BOX クロスフロアのある家
CUBIC roomy(キュービックルーミー)
のきのまent
onefitto(ワンフィット)
Hi-CUBIC(ハイキュービック)
CUBIC-U(キュービック・ユー)
RATIUS(ラティウス)
その他、FREX(フレックス)シリーズやTWONCOMPO(タウンコンポ)、ロンド・コンパクトなど、多様な商品が展開されています。
環境への配慮と持続可能な社会への貢献
旭化成ホームズは、環境に配慮した家づくりにも積極的に取り組んでいます。太陽光発電システムや省エネ設備を導入し、エネルギー消費量の削減を目指しています。また、長期優良
住宅の普及を推進し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
まとめ
旭化成ホームズのヘーベルハウスは、独自のALC
コンクリート「ヘーベル」を始めとする高品質な建材、高度な構造技術、そして住む人の快適性を追求した設計思想により、安全で快適な住まいを提供しています。多様な商品ラインナップと環境への配慮により、これからも多くの人々の暮らしを支え続けていくことでしょう。