星琳高等学校

福岡県北九州市八幡西区青山に学舎を構える星琳高等学校は、学校法人能美学園によって運営されている私立の高等学校です。

沿革

本校の歴史は、昭和38年12月4日に学校法人八幡筑紫女子学園が設立した成美高等学校として始まりました。翌昭和39年4月8日に最初の入学式を迎え、同年5月16日を開校記念日と定めています。昭和40年には商業科を設置するなど、学科の拡充を進めました。

昭和55年6月5日、運営法人の名称が能美学園に変更されるとともに、学校名も青山女子高等学校と改称されました。この年には商業科が廃止され、被服科は家政科へと名称が変更されています。創立20周年を迎えた昭和58年5月16日には記念式典が催され、同時に体育館兼講堂が完成しました。さらに昭和61年4月1日には調理科が新設され、翌年には調理科専用の実習棟が竣工するなど、教育環境の整備が進められました。

平成に入り、創立30周年を迎えた平成6年5月16日には記念式典が開かれ、創設者である能美ヨシ子氏の胸像が披露されました。平成7年4月1日には普通科に特進コースと普通コースが設けられ、家政科は総合生活科へと名称が変更されました。平成9年10月9日には能美記念会館マルチメディアセンターが完成し、情報教育施設の充実が図られました。

そして平成13年5月16日、学校名が現在の星琳高等学校へと改称されました。翌平成14年4月1日には総合生活科が廃止され、長年の女子校としての歴史に幕を下ろし、男女共学へと移行しました。校名変更後も未定だった校歌は、平成15年3月1日に作曲家の小林亜星氏に制作が依頼され、「星琳の星」として制定されました。平成17年4月1日には普通科に総合コースが新たに加わりました。平成21年6月13日には武道場が完成し、これを記念して第1回星琳杯中学生剣道大会が開催されました。

平成25年3月9日には総合グラウンドが完成。完成記念として高校野球やサッカーの親善試合が行われました。創立50周年を迎えた平成26年11月15日には記念式典が盛大に行われ、料理研究家の服部幸應氏による記念講演なども開催されました。この記念事業の一環として、総合グラウンドでは高校野球やサッカーの記念試合も行われています。平成28年10月15日には食物調理科開設30周年を記念する式典と調理交流会が開催されました。

令和に入ってからも、学校の発展は続いています。創部5年目の吹奏楽部が、令和3年10月2日に開催された第27回日本管楽合奏コンテスト予選において最優秀賞を獲得。創部以来初めての全国大会出場を果たし、同年11月6日の全国大会審査で優秀賞を受賞するなど、文化活動においても顕著な実績を上げています。

設置学科

現在、星琳高等学校には以下の学科が設置されています。

普通科
特別進学コース
進学コース
総合コース
食物調理科

アクセス

本校への主なアクセス方法は以下の通りです。

西鉄バス：黒崎バスセンターから引野方面行き（82番）に乗車し、約10分の「皇后崎公園前」停留所で下車。
筑豊電鉄：筑豊電気鉄道線「萩原駅」で下車し、徒歩約6分。

主な出身者

本校の出身者としては、元歌手の野中小百合氏が知られています（後に文化女子大学附属杉並高等学校へ転校）。

関連項目

福岡県高等学校一覧
日本の家庭に関する学科設置高等学校一覧

外部リンク

星琳高等学校公式サイト

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