春秋座

春秋座は、京都芸術大学（旧：京都造形芸術大学）内にある京都芸術劇場の大劇場として、2001年に開場しました。この劇場は、1920年に2代目市川猿之助が旗揚げ公演を行った劇団「春秋座」の名を冠しており、その歴史と伝統を受け継いでいます。

春秋座は、最大846席を誇る本格的な劇場であり、歌舞伎、オペラ、演劇、ミュージカルなど、多岐にわたるジャンルの公演に対応できる設備を備えています。花道やオーケストラピットは、舞台演出の幅を広げ、観客を魅了します。また、宙乗り機構も備えているため、ダイナミックな演出も可能です。

一般の劇団やカンパニーも、公演内容を審査された上で利用することが可能です。これにより、アマチュアからプロまで、様々な舞台芸術の発表の場として活用されています。春秋座の管理・運営は、京都芸術大学の舞台芸術研究センターが行っており、学生たちの学びの場としても重要な役割を担っています。

2017年には、祇園甲部歌舞練場の長期休館に伴い、春の風物詩である『都をどり』が春秋座で開催されました。これは、春秋座が伝統芸能の公演にも十分に対応できる劇場であることを示す出来事でした。

交通アクセスとしては、叡山電鉄茶山・京都芸術大学駅から徒歩10分と、比較的便利な場所に位置しています。劇場を訪れる際は、以下の公式ウェブサイトやSNSアカウントも参考になります。

京都芸術劇場 公式ウェブサイト
京都芸術劇場 春秋座 studio21 Facebook
京都芸術劇場 春秋座 studio21 Instagram
京都芸術劇場（春秋座・studio21） X（旧Twitter）
* Kyoto Art Theater YouTubeチャンネル

春秋座は、伝統と革新が融合した劇場として、地域文化の発展に貢献しています。今後も、様々な舞台芸術を発信し続けることでしょう。

もう一度検索